2025年04月06日

とまれみよ販売所 HO ED5010組立キット


販売サイトはこちらからどうぞ


ED5010分類.png

ED5010は上記表のとおり3種類になりました。

前期は5011が本線、12〜15が東上線で活躍していました。
後期は基本的に本線にいましたが、東上線貨物末期の1年は初期型だった東上線のED5010が後期型の5016,17と置き換わりました。(さよなら運転の写真でよく見かけますね)

後期は16〜19(後期A)と20〜24(後期B)で作り分けましたが、前面手すりの高さの違いだけです。
大した違いでもなく私もこれを作る際に写真を眺めていて気づいたくらいです。(でも知ってしまったからには・・・)


<ご注意>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この製品は水洗い光造形レジン成形品(2次硬化済み)です。 
壊れやすいため、取扱いに注意し、直射日光は避けて保管してください。
洗浄は通常不要ですが、洗浄は流水で行い1日以上日陰干しをしてください。
接着はゴム系接着材などをご利用ください。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

<組み立て方>

組立の流れは以下の通りです。

 0.積層痕消し → 1.車体パーツ取付 → 2.塗装 → 3.車体、床下組立 
 そして完成!(簡単ですね)

0.積層痕消し

車体パーツの積層痕をスポンジやすりなどできれいにします。
主に前面ライト脇、前面肩部に多く出ています。
これ以外の車体側面や前面の積層痕はサフを吹くと意外と消えるため、塗装中に様子を見ながら実施しても良いと思います。

1.車体パーツ取付

組立方1.png

屋根は車体内側より取り付けます。屋根外周にあるフランジ部分へゴム系接着剤を塗布し、車体へ固定してください。
そののちにランボードの足を車体の穴へ差し込みゴム系接着剤で取り付けます。

ライトと尾灯パーツもゴム系接着剤で取り付けてください。

組立方9.png
手すりは上図のように取り付けます。(折れやすいので真鍮線化した方がよいでしょう)

組立方13.png
屋根フックは上図に取り付けます。(折れやすいので真鍮線化した方がよいでしょう)

※後期のみ 屋根に飛び出ているパーツを除去し、屋根裏より1.2mm穴を開けて、屋根箱パーツを取り付けてください
組立方5.png


車内パーツ組立。塗装前に室内仕切と車内パーツABを組んで井桁にします。
組立方7.png

2.塗装

塗装は全パーツ必ず塗装してください。
特にグレーパーツはそのまま使えそうですが、未塗装のままだと劣化を早めることになるため塗膜でパーツ保護します。

私は以下の順番で塗装を行いました。

 1.車体内側、車内パーツ、運転台パーツ、おもり止めを薄緑
 2.床板、床下機器各種、台車パーツ各種、デッキパーツをグレーで塗装
 3.デッキ手すり、デッキ梯子、デッキゼブラ板を黄色で塗装
 4.車体外側、ゼブラ前板(ゼブラ部分)、デッキ上面を車体色の茶色

 ゼブラ塗装は1.5mm幅に切り出したマスキングテープを用います
IMG_0164.JPG

3.車体、床下組立
3.1.足回り組立

 台車パーツをパワトラ(31S)に取り付けます。取り付け金具は短い方を利用してください。
101.JPG

床板にパワトラ付属のウェイトを差し込みます。
102.JPG

蓄電池、エアタンクを冷却管へゴム系接着剤で取り付けます。
冷却管が3本出ている方からエアタンクに差し込み、反対側を差し込むとともに、配管パーツを折り取ってエアタンクに差し込みます。
組立方3.png

床下機器を組んだら、床板にM1.2X6mmねじで取り付けます。
ねじを受けるウエイト止め側は、あらかじめ単体でセルフタッピングをしておくと取り付けがスムーズです。
組立方2.png


床板へ台車の取付は、パワトラ付属のワッシャと短いネジを用いてください。

3.2.デッキ組立
デッキの組み立て要領は以下の図の通りです
組立方4.png

カプラーはイモンカプラーHO-203を用いています。取付のネジとナットはパワトラ付属の物を流用しました。
IMG_0169.JPG


これでデッキ組み立て完了です。
IMG_0170.JPG

3.3.車体組立

運転台パーツにM2ナットをはめたら車体に差し込みます。
組立方6.png

このあと、井桁に組んだ車内パーツを組み込みます。
組立方10.png

車体ー床板ーデッキをM2のねじで組付けます。
組立方8.png

屋根にパンタ台を取り付けてから、パンタビスでパンタと一緒に固定します。
組立方11.png

これで組立はほぼ終わりです。最後にライトケースはこのように差し込めますので、ライト点灯化にうまくご利用ください。
(ライト点灯化方法は各自工夫)
組立方12.png

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posted by つかさ at 21:27 | Comment(0) | とまれみよ販売所

2024年09月29日

HO テム300(秩父テム600/上信テム1) 車体パーツ

販売サイトはこちらから。
BOOTH HO テム300 車体パーツ

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KATO ワム90000(品番1-812)の車体パーツと交換して、テム300にする車体パーツキットです。

<ご注意>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この製品は水洗い光造形レジン成形品(2次硬化済み)です。 
壊れやすいため、取扱いに注意し、直射日光は避けて保管してください。
洗浄は通常不要ですが、洗浄は流水で行い1日以上日陰干しをしてください。
接着はゴム系接着材などをご利用ください。

(個人の趣味で作成しているもので、商品説明文中にある企業様とは何の関係もありません)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

製品への問い合わせはこちらのアドレスへメールでお願いします。
info.tomaremiyo.net@tomaremiyo.sakura.ne.jp

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バリエーションは1両入りと2両入り、ともに同じ車体で入っている個数が違うだけです。

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ワム90000の下回りに無加工で車体をはめられます。車体向きは手すり取り付け穴と足踏みブレーキの向きを合わせてください。

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屋根には3Dプリント特有の積層痕のほかに、巣などがある場合もあります。これを紙やすりなどで平滑にしたら、ラッカーの黒で塗装し、標記のインレタを入れて完成です。

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作例ではくろま屋さんのインレタ(品番5002と5106)を用いて標記入れを行いました。

後ほど私鉄社紋などを入れたインレタを別途頒布予定です。また、西武のスムを再現するパーツ&インレタも予定していますので、もうしばらくお待ちください。。

posted by つかさ at 23:54 | Comment(0) | とまれみよ販売所

2024年06月29日

HO EF64-1000用スカート各種


販売サイトはこちらから。
BOOTH HO EF64-1000用スカート各種

※頒布開始はJNMA終了後の7/8以降を予定しています

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TOMIX製EF64-1000のスカートを交換してさらにかっこよくするパーツがやっと出来上がりました。
(左から、後期、前期KE3ジャンパなし、前期KE3ジャンパあり)

実車は1032号機までは電気暖房装備ですが、1033号機からは電気暖房が元から装備しておらず、このため後期車のスカートには電暖ジャンパ線(KE3)が元から無く、すっきりしたスカートに形態差に表れています。

KE3ジャンパ線と栓受けを装備する前期(1001〜1032号機)のスカートでも、更新工事によって電気暖房が撤去された際に、電暖表示灯とともにKE3ジャンパ線が撤去されました。このため時期によりジャンパ線有無が形態差になっています。

今回はこの3パターンをモデリングしました。まとめると大勢は下表のようになります。(更新工事の形態差は一部異なる車輛もあります)
スクリーンショット 2024-06-23 221236.png

<スカートの形状>
左から、前期ジャンパなし、前期ジャンパあり、後期、です。スカートは2個入り。

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この写真では見づらいですが、ステップのグレーチングも抜けています。見えないかな・・・

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「KE77-70ジャンパ線」

さらにそれぞれKE70-77ジャンパ線2個+予備とATS車上子1個も付属します。
また、ジャンパ栓受はジャンパ線が刺さった形態、何もささっておらず蓋がされた形態を実車通りに作り分けています。

<ご注意>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この製品は水洗い光造形レジン成形品(2次硬化済み)です。 
壊れやすいため、取扱いに注意し、直射日光は避けて保管してください。
洗浄は通常不要ですが、洗浄は流水で行い1日以上日陰干しをしてください。
接着はゴム系接着材などをご利用ください。

(個人の趣味で作成しているもので、商品説明文中にある企業様とは何の関係もありません)
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製品への問い合わせはこちらのアドレスへメールでお願いします。

info.tomaremiyo.net@tomaremiyo.sakura.ne.jp

<各取付例>

後期型はジャンパ栓受けが左右とも2個ずつです。
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前期型、KE3ジャンパ線なしです。
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前期型、KE3ジャンパ線ありです。(手すりの曲がりが・・・・汗)
103a.JPG103b.JPG

元パーツとの比較
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「左:試作品(後期型)、右:元パーツ」
1033号機以降は左のジャンパ栓受けが少ないタイプとなります。
また、KE70、KE77のジャンパ線は中ほどでバックルのような部品でまとめられており
製品のようにビローンと線が2本伸びません。(最後の実車例をご注目ください)

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これでスカート回りが引き締まりますね!

<取付け方法>

車体の外し方
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台車の首を振ると、車体の爪が見えます。
ここを広げて少しウェイトを引き出します。

なかなか引き出せず爪がすぐに戻りやすいですが、1か所ずつちょっと外し、ウエイトを引き出すとうまくできます。

ウエイトさえ外れてしまえば、あとは簡単です。

ATS車上子
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シルエットを良くするために簡易なパーツを作りました。

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車体裏側の赤丸で囲ったでっぱりにパーツを差し込むだけです




<実車例>
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「(前期型KE3あり)EF64 1004 2003年 拝島」

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「(前期型KE3なし)EF64 1010 2011年 坂城」

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「(前期型KE3なし)EF64 1012 2006年 安中」

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「(前期型KE3あり)EF64 1019 2002年 直江津?」

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「(後期型)EF64 1041 2006年 四方津」

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「(後期型)EF64 1042 1995年 拝島」

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「(後期型)EF64 1051 2009年 宮原〜大宮」

Special Thanks
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橋本さんの著書 SHIN企画/機芸出版社刊 「資料 EF64 1000のメカニズム」です。
ありがたすぎでした、これ無しには作れません。狛江に足を向けて寝れない(笑)
ModelsIMONで今も買えます!
posted by つかさ at 12:54 | Comment(0) | とまれみよ販売所

2024年05月01日

第1回 とまれみよ運転会

これは個人的に始めた線路広げて遊ぼう会の記録です。

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「第1回とまれみよ運転会(題字:愚息)」

遅ればせながら、4/14 第1回となった とまれみよ運転会 正式開業となりました。

何が変わったかといえば、ちゃんと運転会ができるよねというのを第0回で確認できたので、改めて第1回としただけです。実質的には第2回です。ややこしいな。

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「前回と同じ会場」
赤電色の帯をまとった531が見えます。

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「単純エンドレス」

前回はヤードを片側に集中させましたが、今回は一方のヤードは両抱き式にしてみました。
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「左が内側線ヤードと内外待避線、右が外側線ヤード」

無理矢理ねじ込んだ感がありますが、両端の本線は養生テープで固定しているのでずれること無く遊べました。
これがまたなかなかいい感じの線路配置であります。

ということで早速撮影会

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「本線を使って最大8本を並べられます」

今回も多彩な車輌が集まりまりました。ツイッターで見かける有名な車輌ばかりですね。

遊びに来てくれた、京急押入線さんinviteさん青快さん七宮胸さん手動部屋さんtamanekoさん逢田さんあおそーさん、(順不同)ありがとうございました。

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「こちらは押入先生の驚愕な塗装面な京急1500」

今回の副題はこのエロエロ塗装面を眺めようというお題目でした。
線路の不備により脱線、キズ物に!となったらと心配しましたが大丈夫でした。

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「みんな、持ってきた車輌を並ばせたくなります」

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「両脇を赤い電車で固めました」
西武電車が見切れてしまいました・・・ざんねん。

今回は前回に増して走らせずに並べて盆栽観察ばっかりだったなぁと。
それはそれで楽しいのですが、次は走らせた際に「バエる」お立ち台的な場所が欲しいですね。

そんな中、走行中の一コマはコレしか撮っていませんでした。
もっとちゃんと撮らなきゃなぁと、それにしても、電飾も車体もエラくかっこいいですねぇ〜

これからは並べても走らせても楽しい運転会を目指したいと思います(長期計画)

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「いちばんの目的はコレですよねー」


posted by つかさ at 23:01 | Comment(0) | 日記

2024年03月19日

1/80 万年塀 3タイプ


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1/80サイズで俗に「万年塀」と呼ばれるコンクリート板組立塀を作りました。

世の中にはいろいろな高さの万年塀がありますが模型寸法で、
 ・「7段」 長さ90mm(4ブロック)     高さ26mm
 ・「7段 すかしあり」長さ90mm(4ブロック) 高さ26mm
 ・「8段」 長さ90mm(4ブロック)     高さ30mm
を作成してみました。

<ご注意>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この製品は水洗い光造形レジン成形品(2次硬化済み)です。 
壊れやすいため、取扱いに注意し、直射日光は避けて保管してください。
洗浄は通常不要ですが、洗浄は流水で行い1日以上日陰干しをしてください。
接着はゴム系接着材などをご利用ください。

(個人の趣味で作成しているもので、商品説明文中にある企業様とは何の関係もありません)
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製品への問い合わせはこちらのアドレスへメールでお願いします。

info.tomaremiyo.net@tomaremiyo.sakura.ne.jp

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「各タイプ それぞれ7枚入りです」

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「手前 7段すかしあり、奥 8段」

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「左が8段、右が7段です」
長さと高さの参考にしてください。

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底面に台座部分があります

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底面はサポート痕があるため、紙やすりで平らにしてから、ゴム系接着剤などで固定してください

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底面は一部欠けがある場合があります。がご愛敬ということで(ディティールには問題ないので)

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「塗装例」
ラッカーのグレーで塗装してウェザリングもしてみました。

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「線路を置いてみました」
雰囲気が出てきますね〜

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こういうチラリズムでお楽しみください。


posted by つかさ at 23:55 | Comment(0) | とまれみよ販売所