2020年05月26日

zug 西武新101系を作る その2 配管作成

今日から緊急事態宣言が解除されましたが、世の中的にはコロナが無くなった訳でもなく、自分ももうしばらくテレワーク生活が続きそうです。

前回までで、zugの西武新101は箱組みまですんなりと進みました。引き続きブログはStayHome期間中の屋上配管作業です。


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「まずはパーツ付け」

付属のランボードとパンタスイッチ箱、ヒューズ箱とパンタ台などを屋根に乗せます。ちなみにパンタ台は所沢車両工場製のタイプなので配管も所工タイプで引き回します。

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「配管開始」
東武850と同様にプラ帯材を配管留め台座にし、手持ちの割ピンで0.5mm真鍮線を使って配管しています。ちなみに保護管が無いケーブルむき出し部分は0.3mm真鍮線で作り、0.5mm真鍮線とは瞬間接着剤で接続しています。

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「という事で配管等完了」

あっという間に終わったことになっていますが、ヒューズ箱周りの細かい配管や両妻面の配管など結構時間がかかりました。ちなみに2色塗りとするため、妻の配管は転落防止柵取付前の配管です。

とれいんの西武新101系特集で屋根をじっくり眺めていると、屋根の手すりも気になってしまい、これも0.3mm真鍮線で追加しました。

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「パンタ鍵外しと妻面ステップ」

妻面ステップはキットにエッチングパーツが付属しており、妻面に取付穴も開いているため、そのまま差し込めばOKです。が、それは向かって左側の話。向かって右側が左側と同じ位置に穴が開いているため、それは全部使わず写真を見ながらおおよその位置を割り出して取り付けました。

鍵外しは0.3mm真鍮線で作成し、碍子は0.5mmプラ丸棒に0.3mmの穴を開けて差し込んでそれっぽく作っています。

これでようやく全部の配管が終わりましたが、今回はもう一つ秘策を繰り出します。

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「3D CADで作成」

StayHomeのおかげでたっぷり時間があったところで、今まで少し触っては上手く作れずだった3D CADモデリングに再チャレンジしていました。

時間があったからかは分かりませんが、イイ感じにコツを掴めて(ちなみにそのコツはビューの2D<=>3D切替の使い方です)これもモデリングが出来るようになり、更にはDMM.makeに発注してベンチレータを大量調達出来ました。

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「じゃじゃーん!!」

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「載せてみた」

同様のパーツがガレキメーカーから売り出していたのを以前に1箱だけ買ったものが手持ちでありますが、4両分では足りないため自前で作りました。結果、思いのほか上手く行き初めて(正確には2作目)にしては大満足です。

これに気をよくして、時間があれば3D CADをにらめっこしている状況が続いており、101系の進み具合が若干悪くなっています(笑)

でもまぁ、一通り組み立ては済んだので上回りはこれで塗装に入ることが出来るようになりました。 

posted by つかさ at 23:03 | Comment(0) | [HO]西武新101

2020年05月16日

zug 西武新101系を作る その1 車体箱組み

Stay Home, Save LifeなGWが始まったところで、ちょうど東武850型は本塗装を目前にいったん休止。

「Stayとーぶ」になり、「西武Life」を始めました。



今回は新たな試みで、こちらのBlogを参考にさせていただき、室内塗装から始めてみました。そもそも室内をちゃんと塗装するってのはNゲージではやった事無かったですね〜


続いて気になっていた顔の表情の修正を行います。


所謂、眉毛の部分が一直線になっているものを、屋根のカーブに合わせて緩くカーブするように削りました。

失敗は許されないので、新品のアートナイフの刃を使い、刃を立てて薄くはぎ取るように削ります。なかなかいい感じになったでしょ。



古くてアヤシイ色になっちゃったABS接着剤で接着します。サラサラタイプは無いため接着も少し苦戦しました。


という事で箱組みまで終わってGW終了です。4日間でここまで進められたのも、素性の良い組みやすいキットだからですね。

外に遊びに出れないという前代未聞のGWが終わりました。思い返せば外に出れなかった事も大して苦にならず、むしろ模型作りに没頭出来ていつも以上に充実した気分です(笑)

という事で、このまま暫く西武電車づくりが進みます。

posted by つかさ at 22:05 | Comment(0) | [HO]西武新101

2020年05月09日

東武850型を作る9 前面の加工

いよいよ最後の大物加工、東武850型と言えば「コレ」でしょ!という前面のパンタ鍵外し作成を行います。

と、その前にまずはクハの前面から
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「クハ850-3」

何しろこのキット、ジャンクを称しているだけあって何とホロ枠がありません!

作り始めるためにパーツ集めをしていた時は、そのうちいいのが見つかるだろう・・・と高を括っていたのですが、結局いいものは見つからず。

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「エコーの気動車用ホロ枠」

幅が広めだったので、わざわざ真ん中を切り詰めて幅を狭くしています。

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「ホロ枠出来ました」

ホロ枠の上の水切りを真鍮帯板で作成し、ついでにホロ釣りも0.3mm真鍮線と帯板を曲げたステーで再現してみました。

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「クハは完了、続いてモハ850-1です」

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「ここをどう作るかが、このモデルの成否を決めるといっても過言ではありません」

という事で、気合を入れて頑張ります!

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「ホロ枠取付」

まずはとあるところで1つだけ譲ってもらえた、サイズぴったりのホロ枠に真鍮帯板で水切りを取り付けました。

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「精密パイプ」

エコーモデルの精密パイプ(外径0.4-内径0.2)をホロ枠の両脇に取り付け。

ホロ枠と窓の狭い場所に付けるので、張り出し過ぎないか心配でしたがうまい具合に収まりました。

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「パンタ引き紐を入れます」

引き紐はリード線をほぐして1本取り出したものを差し込みました。細密感が出てイイ感じです(自画自賛)

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「リンク部分も作成」

パンタにつながるリンク部分も0.3mm真鍮線で作成しました。

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「完成!!」

ホロ枠の周りにはとレジャータウンの幌緊締金具を取り付けてみました。これもなかなかいい感じです。

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「全加工完了」

これで車体への加工はほぼ終わったので、いよいよ塗装へ進むことが出来ます。

長かったーー!しかし、stay homeなため、家でしっかり時間を取れたので作業自体は順調に進みGW前にここまで終わらせることが出来ました。

模型作りのためまとまった時間を投入するのって、ホント久しぶりです。

posted by つかさ at 22:56 | Comment(0) | [HO]東武850

2020年05月06日

東武850型を作る8 パンタ鍵外し他

前回までで電気と空気の配管が終わりました。

それでもまだまだ屋根上の加工が続きます・・・長い道のりです。

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「翼断面っぽい板」
エバグリのプラ帯板を断面がこのようになるように削りました。これをパンタ脇に接着してランボードにします。

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「ランボード貼り付け&パンタ台」

いつだかパンタ台を載せたらずいぶんと高くなってしまいました。その後買うものを間違えていたことに気づき左のWG-64を再度調達しました。
余っちゃったGW-34は旧型の東武電車がこのタイプだそうで、果たしてこの間違えて買ったGW-34を使う時がやってくるのでしょうか・・・ 

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「いい感じ」
今度はパンタも腰高感無く落ち着いた感じになりました。

ようやくここからがパンタ鍵外しです。

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「パンタ鍵外し」

所謂「角」の0.3mm真鍮線を通し、リンクのアームとなる部分はBONAの配管止めに入っていたものを押し込み再現してみました。

ちなみに、この段階ですでに屋根上の手すりも付けてあります。

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「妻面側は手抜き」
妻面に降りる部分はリンクアームから紐が伸び、パイプを通っていますが連結したら見えないので0.3mm真鍮線だけで作ってしまいました。

これで妻面側の加工がようやく全部完了しました。

でも、まだ前面の加工が残っています。ここは特に特徴的な部分なので手が抜けません。
posted by つかさ at 15:00 | Comment(0) | [HO]東武850

2020年05月05日

東武850型を作る7 配管その3

配管作りだけで3回目にもなりました。長くなりましたが、そろそろ終わりが見えてきます。

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「配管その3はこの妻面部分を作ります」

見ての通り、色々な配管が交錯しているため、作る順番を間違えると取付られなくなってしまいそうです。

まずはこの中でもまだシンプルな空気配管を作ります。

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「定番となったシャーペン曲げ」

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「空気配管 完成」

2本平行に接着した線を曲げたいところですが、曲がりが複雑なため今回は1本ずつ作り調整しました。

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「パンタにつながる部分」

途中の長い直線で分岐して、ヒューズ箱の下を通りパンタにつながる部分は瞬間接着剤でメインラインと接合しています。

見た目よく分かりませんが、ヒューズ箱の下でカクカクっと曲がっています。

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「続いて母線」

2本と1本が妻面から立ち上がり、屋根上で合流してヒューズ箱にはL字に入り込みます。

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「なんとか収まりました」

サラッと終わったように書きましたが、0.5mm真鍮線なので空気配管よりも曲げづらく、そのくせさらにややこしい曲がり方をしているので、かなりの苦戦を強いられました。

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「やっとここの部分が出来上がり」

これで空気と電気の配管が出来上がりました。

この後はいよいよパンタ引き紐を作ります。やってる事は配管づくりと何ら変わりはありません。

posted by つかさ at 09:43 | Comment(0) | [HO]東武850