日光出張へ行って来ました。
また仕事してねーじゃんとか言われそうですが(というか言われている!?)ちゃんと仕事をした後の話です。古河電工日光事業所内で年に1度行われるお祭りなのですが、去年がその日光事業所の操業100周年で、それを記念しこんな本を製作したようです。
産業系鉄道を調べるときに重宝するのはこういった本で、この本を見たときにも「これは!?」と思ったら、予想以上に珍しい写真が出ていました
最近はWebが非常に普及し東武日光軌道の現役の姿を目にすることも出来ますが、当時の工場内軌道の写真というものは今まで見たことがありませんでした。
この写真を見るところ東芝製の凸型電機かなぁと思ったのですが、調べてみたらWH製の越後交通ED261に非常に良く似ているようです。以下のサイトさんに写真が載っているので見比べてみてください
板台枠の台車や機器室のルーバーの数から扉の配置、特徴的な深い屋根を持つキャブまでそっくりです。構内用電機はビューゲルが乗っているのが興味深いですね
写真が撮られた場所は結構な坂になっており、かねてから「こんな坂を貨車移動機のようなもので登れるんかい?」と思っていたのですが、電化されてこのサイズの機関車が動いていたとなれば納得です。山一マークの下にある車番はED3と読めるような読めないような・・・
この本を作るに当たって原版となる写真があるはずですが、それをぜひ見てみたいものですね〜ちなみに、日光軌道の現役時代は以下のサイトさんで非常に詳しく出ています
■はーさん鉄道 40年前の鉄道風景 東武日光軌道線■
■むーさんの鉄道風景 東武鉄道日光軌道線1961年■
はやくマスピの東武日光軌道200型作らなきゃ(汗