フィルムスキャナが欲しいなーと思いつつ、高くてでっかいスキャナをフィルム用に買うのをためらっており、以前ネットで見かけたやつを試してみることにしました。
「何とも雑な工作」
丸く抜き出したプラ板にフィルム1コマ分の穴を開けます。
この穴の上下に長めのプラ板を取り付けます。この上下の間隔は当然フィルムと同じ35mmです。
この上から大き目の板をペタッと貼りつけたらほぼ出来たようなもの。
「裏返してフィルムをあてがうとこんな感じ」
左右の板が変な形なのは、余った端材を貼りつけてるからなだけで、特に意味は無いです。ホント雑な工作だ(笑)
ここまでで30分くらいで出来上がりました。
「無理やり取り付け」
直接レンズの前に配置してやるつもりが、焦点距離が足りないのでレンズフードに無理やり噛ませてみました。もういい加減にもほどがあるって感じです。
ちなみにこの裏に当てている板が白の薄いプラ板にしたのは大切なポイントです。
「こうやって撮ります」
デスクライトのLEDランプに向かって撮っていますが、蛍光灯でもなんでも白けりゃ何とかなるかと
「マァマァ撮れてます」
前の写真でレンズフードに車輌ケースのスポンジ片で無理やり取り付けていますが、返ってこの方が微調整がやり易いようで、ビバ現物合わせってところです。
画面を見ながらちょっとずつ位置合わせをしつつ、拡大表示してMFでピン合わせをしてやると結構それなりに撮れてしまいます。
これが実際に撮った画像です。
「撮って出し」
ここからネガポジを変換します。まずは階調の反転から。
「青っぽくなりました」
ここで青っぽくなるかどうかは撮影時点での明るさや光源の影響もありそうで、も少し修行が必要です。
「フォトショで修正」
自動カラー修正しても上手く行かず、どうにもパッとした色合いに作れません。
「GIMPで修正」
今度はGIMPで修正してみました。パッと見はいい感じですが、ビビットすぎる気もします。
一括変換できるようなソフトでもあれば便利なんですが、何かいいのは無いでしょうか。
市販のライトボックス付スキャナで取り込めば一発で済むところを、こんな手間かけてどうなんだって気もしますが、一応こんな程度のモノでも使い物にはなってくれそうな感じです。
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