鉄道マニアのくせに車で行ったのかよ!となりますが、まぁ時間が合わずに仕方ないのです。
いきなり言い訳から始まりましたが、九頭竜湖まで行ってきました。福井に来て3年、初めて来ました。
結果として、もっと早くくればよかったなぁという満足の旅です。
「第二九頭竜川橋梁」
途中で橋がとてもきれいに見えました、この鉄橋もとても綺麗なのですが、その右側にある水圧鉄管がまたブッとくて、この下を道路が潜っており下を通るときに何となくゾワゾワした気分になります。(自分だけか・・・)
そこからさらに山道をグネグネと走って九頭竜湖駅へつきました。
「越美北線 九頭竜湖」
「終点」
道の駅の駐車場に車を停めると、すぐに車止めを見ることが出来ます。トンネルから真直ぐ出てきて、そのまま曲がらずに駅に着いて終点。なんとも鉄建公団っぽい線形です。
駅には道の駅が併設されており、弁当が沢山売ってたのでここで腹ごしらえタイムです。
「8620」
駅の少し外れにはかつて越美北線を走ったハチロクが展示されていました。
駅から車でさらに5分ほど登ったところに九頭竜湖があります。
「電源開発 九頭竜ダム」
「堤体と湖面を望む」
高いところはだいぶ苦手なので、ダムから覗き込むのはおいそれとしませんが、ここはロックフィルダムのためこんな感じで安心して湖面を眺められます。それにしても水の透明度が高くてきれいです。
「美しい景色」
こころが洗われますね~
ここから帰り道、ちょうど九頭竜線の列車が1往復九頭竜湖まで来る時間だったので寄り道しながら帰路へと着きました。
まずは越前下山駅に停まって九頭竜湖へ向かう列車。トンネル飛び出しを待ち構えました。線路は九頭竜川も山もモノともせず真直ぐに突き進みます。これぞ鉄建公団!野岩鉄道みたいな風景です。
そのまま山を下りると、今度は折り返してくる列車の時間が近づいてきます。このあたりの山間部では列車の方が足が速いです。という事で走っていて見かけた大きな下路曲弦プラットトラス橋に近寄って待ち構えます。
「第一九頭竜川橋梁」
帰ってきてから調べたら、元東海道本線大井川橋梁から転用されたアメリカンブリッジ製でなんと明治44年製だとか。
ひとつのローカル線のこんな短い間に、こんなにも鉄道技術の新と旧のコントラストが見れるとは、越美北線はなかなか侮れません。
ということで、昼食も観光も撮り鉄も大満足の旅になりました。こんなにいいならもっと早く来れば良かったです。
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