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このキットは、HOゲージ等向けのネオジム磁石で接続し通電出来るジャンパ線を作成するキットです。
内容物は以下になります。
- ジャンパ線土台−−−−−−−−−−−−−−−−−12個 +予備
- ネオジム磁石(直径2mm 厚1mm)−−−−−−−48個 +予備
- (オヤイデ)AWG36 超極細被覆電線
- 銅箔テープ
ネオジム磁石はジャンパ線1つに4個とその車体受け側4個、これが6ジャンパ線分で48個です。
ジャンパ線土台のみ3Dプリンタ出力品でその他の材料は市販品です。
- ジャンパ線土台−−−−−−−−−−−−−−−−−30個のみ
電線やネオジム磁石、銅箔テープを自分で買うよという方はこちらをどうぞ。
土台以外の材料は全てAmazonや通販で購入可能です。
<ご注意>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この製品は水洗い光造形レジン成形品(2次硬化済み)です。
壊れやすいため、取扱いに注意し、直射日光は避けて保管してください。
洗浄は通常不要ですが、洗浄は流水で行い1日以上日陰干しをしてください。
塗装前にプライマーなどで下地処理を行い、接着はゴム系接着材などをご利用ください。
極細電線を利用しているため、電気容量には十分注意して使用してください。
(個人の趣味で作成しているもので、商品説明文中にある企業様とは何の関係もありません)
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製品への問い合わせはこちらのアドレスへメールでお願いします。
info.tomaremiyo.net@tomaremiyo.sakura.ne.jp
<組立方法>
「土台取り出し」
サポートから土台をちぎり取り、側面に開いている3つの穴はそのままでは狭いため0.6mmドリルで開口してください。
土台のサイズは7mmX3mm 高さ2mmです。
「ジャンパ線切り出し」
今回の作例は3cmで作っており、電線は通常長さ3cmで切り出す想定で封入しています。
「銅箔を蓋状に被せて」
「電線をはんだ付け」
磁石を入れる穴と側面に掛かるように銅箔テープを切り出し、側面に貼り付けたら電線をはんだ付けします。
はんだ付けは30wなどの小型半田で手早く行うのがキモです。
「3か所全部はんだ付けしました」
磁石の蓋部分に半分切れ込みを入れているのは、隣り合う磁石がくっついてしまうため、ひとつずつ封を出来るようにするためです。
※磁石は熱に弱いため、必ずはんだ付けが終わってから磁石を入れてください。半田の熱でも磁力はかなり弱くなってしまいます。
「磁石を封入します」
磁石の向きは、車体側の磁石の向きやひとつ基準のジャンパ線を作りそれに合わせるなど、工夫して向きが揃うように封入します。
(私が作った際は作ったジャンパ線がどこでも使えるように、結構気を使って向きを揃えて作りました。ひとつ基準を決めて揃えれば結構簡単です。)
「片側に磁石を入れ蓋をします」
「完成」
これでジャンパ線が完成しました。曲がりクセが付くようにやさしく形を整えます。
<車体側加工例>
車体側は色々な方法で受け側と通電部を作ることが出来ます。たとえば車体側はネジを埋めて磁石が付くようにしても良いと思います。
ここでは私の作例を参考までに紹介します。
「磁石取付穴」
磁石は受け側用にも使える数を封入しています。床板に2mmの穴を開けて磁石を埋めます。
「磁石はめ込み」
「車体通電部」
受け側はカプトンテープで絶縁した上に銅箔テープを貼り付けて回路にしてみました。磁石で銅箔同士が接触して通電が確保されます。
「これで完成!!」