東武のトキ1(鋼製)を作るための車体キットです。
キットに封入している内容は1両分で
・側面 *1
・床板 *1 ・あおり戸受け *1
インレタは別売りです。
「インレタはこんな感じ」
ノーミスならば5両分貼れます。
別途購入品は以下の通りです。
・IMONカプラー205
・M2x5mmねじ(カプラー取付用)
・台車 TOMIX TR41(HO-T16 or HO-T17)
積荷の山型アンコを作りました。積車を再現する際にバラストを使用する量を減らせます。合わせてご利用ください。
<ご注意>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この製品は水洗い光造形レジン成形品(2次硬化済み)です。
壊れやすいため、取扱いに注意し、直射日光は避けて保管してください。洗浄は通常不要ですが、洗浄は流水で行い1日以上日陰干しをしてください。
接着はゴム系接着材などをご利用ください。(個人の趣味で作成しているもので、商品説明文中にある企業様とは何の関係もありません)
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製品への問い合わせはこちらのアドレスへメールでお願いします。
info.tomaremiyo.net@tomaremiyo.sakura.ne.jp
<作り方>
車体側面と床板をゴム系接着剤固定します。車体の強度を得るためになるべく接続面全体へ接着剤を行き渡らせるようにしてガッチリと固定してください。
「補強切取」
側ブレーキステップに細い3本の棒の補強があるのでニッパーでカットしてください。
「あおり戸受け切取」
あおり戸受けはニッパーで根本から切り取ります。
「ピンセットでつまみ」
根元にゴム系接着剤を付けたら、小穴が開いている根元に差し込みます。
「斜めに差し込む」
「そのまま寝かせる」
寝かせると、あおり戸受けのピンが側面の穴に差さり固定出来ます。
車体が組立終わったら、黒で塗装したのちにインレタを貼り付けます。
「あおり戸受け座を車体に差し込んで、インレタ貼りの土台にします」
インレタはメンディングテープで位置決めをして貼るとやり易いですね。
「カプラーのねじ止めは締めすぎないように」
カプラーはねじでセルフタッピングするため、締めすぎると固定出来なくなるので注意してください。
「台車の取付」
台車付属のねじでこちらもセルフタッピングして固定します。締めすぎないように、一番下まで締められないので途中でやめることを心がけてください。
<積荷の作り方>
積荷アンコの上面に両面テープを貼り付けます。
「15mm幅だとちょうどいいです」
貼り付けた両面テープにバラストを押し付けて密着させ、
その上からさらにバラストを撒いて積荷の形を整えます。
「積荷がキマったらボンド水溶液を垂らして固着」
この辺りは線路へバラストを撒く要領です。
※ご注意
ボンド水溶液が積荷アンコにかかると変形する可能性があります。必ず両面テープで覆って直接ボンド水溶液がかからないようにしてください。
バラストはモーリンの白にTOMIXのグレーを混ぜてそれっぽくしてみました。
<完成>
いっぱい両数を作るのが苦にならないよう、なるべく簡単に作れるようにしました。
なので裏側はあっさりです(言い訳
みなさんもいっぱいつなげて楽しんでください。
<実車について>
実車は本線だと葛生の奥、日鉱羽鶴から業平橋や板橋へ。東上線は高坂から延びる専用線、葛袋や高本から越生線西大家から分岐した先の日本セメントへの輸送に使われていました。
トキ25000を黒くしただけのように見えますが、よく見ると色々異なっており、わかりやすいところだと妻板の高さが全く違います。
また、トキ1は国鉄トキ15000からの派生形式に分類出来るため、車体長さはトキ25000より短いです。
そして、あおり戸は片側4枚ですが、トキ25000は1枚2区画で1区画にリブ4本ですが、トキ1は1枚3区画で、リブの数が3,2,2と区画により数が異なっています。
よく見ると色々と違いが判り楽しいもんですね。
最後にKT様よりトキ1の現役時代の写真をご提供頂きました。板橋からの返空が久喜へ向かうところでしょうか、65に引かれる姿もまたイイですね〜