先日の日曜日、神奈川臨海鉄道50周年で横浜本牧駅が一般公開されました。今まで一般公開は無かったので、どんな展示なのか期待が膨らみます。
「根岸駅が最寄です」
根岸ではEF210と共に大量の緑色のタキ車が出迎えてくれます。ここからシャトルバスで行くのですが、これがまた大行列!大量に投入された横浜市営バスの貸切車でも捌き切れなくなりそうな大量の来場者でした。しかしマニアよりも子連れ家族のほうが多かったですね〜
「横浜本牧駅到着」
着いた会場はすでに人だらけです。まずは臨海機のDD60とDD55
「HM付きです」
このDD60の後ろにはシキとコキとトキ、そしてかなりんの秘宝C56が連結されています。
「発炎筒?で煙まで再現」
「今にも自力で走りそうな状態の良さ」
DD60に押されてまるで自力で走っているかのようなC56が見れました。しかもピストンがポンプになって、ドレンあたりから空気が噴出す音なのか、それがまるでドラフト音のようで雰囲気満点でした。
しかし、個人的には一番の目玉はこちら
「タキ1000-1、1000-2、銀タキ」
これら3両の違いを説明する資料が配られていたのですが、これがまた吉岡心平氏の解説文なのです!吉岡氏の解説による各車の違いを、実車をみながら確認できるという、貨車ファン号泣モノの展示でした。
「タキ1000-1 FT21X」
「タキ1000-2 FT22X」
主に軸受けの支持方式が異なります。解説文によると、FT21Xはその後タキ1000標準のFT21に、FT22Xの軸受けはFT2形となってコキ106など幅広く採用されたと記されています。
「タキ143645」
そして銀タキです。Nゲージでは改造して作ったのですが、まともに写真を撮れたのはこれが初めてで、これまた感激です!
と言うことで、C56よりもタキ車に気が行ってしまう一般公開でしたが、存分に楽しむことができました。