屋根まで塗装が終わりました。
「いよいよって感じ」
塗料はヤマシタさん指定色のクレオス305番 グレーFS36118です。濃い目の色合いがいい感じに仕上がりました。
マスキングは雨樋で行なうので別段難しくありませんが、妻面はこんな感じで横着してみました。
「なぞる」
余りパーツをあてがってマスキングテープを切り出してます。仕上がりも上々で悪くないです
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屋根まで塗装が終わりました。
「いよいよって感じ」
塗料はヤマシタさん指定色のクレオス305番 グレーFS36118です。濃い目の色合いがいい感じに仕上がりました。
マスキングは雨樋で行なうので別段難しくありませんが、妻面はこんな感じで横着してみました。
「なぞる」
余りパーツをあてがってマスキングテープを切り出してます。仕上がりも上々で悪くないです
西武電車はステンレス地むき出しのドアが特徴的です。が、4両ですら32箇所!通常ならばマスキングテープをドアの周囲4方へ貼り付けて、R部分を処理します。これが面倒でイヤなんですよね〜
という事で横着してみました。
「べったり」
まずは車体にべったりとマスキングテープを貼り付けます。
「くり貫く」
ドアの縁に沿ってデザインナイフを立ててドアの形にくり貫きます。
「靴ずり下は別で」
凹凸が多い靴ずりだけはマスキングテープの小片を貼ってみました。
「一番下が出来上がり」
上から、四方貼り付け、中が18mmのテープを上下方向に貼り付けてくり貫き、下が前面貼り付けです。工程が少ないのは断然一番下です。本来は18mm幅テープをべったり貼り付けるのが良いのですが、切らしてしまったので10mmのものを2段に貼り付けました。
「銀を吹きつけて」
塗装はスーパーステンレスを利用しました。
「出来ました!」
どの方法も大差無く出来上がってます。
ただ、この方法はリスクもあり、くり貫くときに下地を傷つけないように丁寧に行なうことが肝要です。それと切った後に縁へしっかりと貼り付ければ大方きれいにマスキング出来るようです。
ここまでやるならクラフトロボがあれば、マスキングシートをドアサイズにカットしておくのが簡単かもしれませんね
「黄色塗り終わり」
発色が良くないので吹きつけは5度塗りぐらい塗りました。ぐらいってのはもう覚えてないだけです。エアブラシで根気強く吹き続けるだけです。
「気になるアソコ」
昨日気になった貫通戸の段差はきれいに無くなりました。良かった〜(´∀`)
ちなみにヒゲのラインが残っているのはワザとだったりします。この薄っすら残ったラインを目標にヒゲを再現する目論見です。果たしてこれで上手く行くか、やってみないと分かりません。
「乾燥中」
黄色はNマガ53号を参考にイシワリイエローを調色してエアブラシにて吹付けしました。
「顔が気になる」
写真だと分かりづらいですが、貫通戸窓の埋め処理で隙間があったのでもう少しキレイにやり直し予定
新2000系キットを組むにあたって一番の懸念点が側板の肩部がヒケているように見えることです。それは塗装すると顕著に現れるため、たろうさんの作例では瞬着を盛ってから削っています。
めんどくさいなーって工場長と話していたら、あれは肩部が盛り上がっているだけだから削るだけでダイジョウブだよとの事。なんと!そんな訳でガリガリ削りました。
「牛久保サンダー、便利です」
ガラススケールで平面を確保しつつ、リブの厚みから側板を平らに置くためにステンレススケールをあてがってみました。
「実際は平らです」
この画像だと浮き上がっていますが、しっかりと押さえつけるとちょうど水平が保てるようになりました。
この後はガリガリ削るだけ、地味な作業です・・・
4両でも大変、地味だから画像はナシです(笑)
「組上がり!」
8枚の側板を削り、平面を出したら箱にしました。ちなみに先頭車の点検蓋はスジ堀で再現、ドア灯はというと
「例のエッチングパーツ」
このパーツがあるからこそ、肩部をガリガリ削る決心がついたってものです。
「屋根を乗せてみた」
おおーいよいよって感じです!
西武2000Nのキットは4連用に作られているため、6次車だろうと基本的にはそのまま使えます。が、ランボードの位置や長さがなどといった話を聞いてしまったため、直す羽目になった訳です。知らなければ幸せだった話(笑)
「ランボード切り出し」
マスキングテープを所定の長さにし、これにGMのランボードを当てがって切る事で同じ長さのランボードを量産します。
「またもマスキングテープ」
今度は屋根の端からの長さに切ったマスキングテープ(47mmと書いてありますが、本当は46mm)を貼り付けて、ランボードを接着しました。
それでもパンタ車では元の配管に干渉します。これをいったん除去しつつ、ランナー引き伸ばし線で新しくパイピングしなおします。
「干渉部分を除去」
残す部分は最低限にしておきます。
「ランナー引き伸ばし線を曲げる」
手前の部分、ランボードから2本に纏まる部分までの形を作ります。
「こんな具合で出来上がり」
この屋根板はクモハなのでヒューズ箱の機器撤去跡もプラ板の小片で再現しています。
「4両分完成」
これで4連の屋根が完成です。中間パンタ車のヒューズ箱は、GM完成品の東急8500系から拝借出来れば一番良さそうな形のものが手に入ると思います。
しかし今回はそれが入手出来なかったため、キットのパーツからせめて変なテーパーを削り落として取付ています。
2000Nの6次車は何といっても正面貫通戸の小窓です。これを再現するために窓を小さくします。
「エバグリの0.38厚*3.2幅を利用」
たまたま手元にあった帯材の幅が窓幅にちょうどいいのでこれを重ねて利用しました。
「加工後」
作例では3枚重ねです。パーツが白いので、どうしても左右の窓とのバランスが見づらいです。ということでチョット画像を加工
「塗りつぶした」
白い部分を成型色と同じグレーで塗りつぶしてみました。こうしてみると悪くなさそうですね(´∀`)
2000Nの前面の加工が完了しました。
「先頭車6両分」
クハが4両にクモハが2両です。ライトはボナのP-204西武用ヘッドライトを利用します。
「新兵器」
下のエッチング板は工場長謹製TomareymioWorks製の2000系便利パーツ集です。飾り帯の下にある3つ並んだ穴はE字型の足掛けを取り付けるための穴です。
ここまで済んだら次は屋根の加工へ。ランボードの位置直しをすべて行なうか・・・手間を考えると悩ましい限りです
唐突に2000Nも作業を開始しました。まぁ金属キットばかりガリガリやってると、プラの柔らかさが恋しくなるんですよね(笑)
2000Nの前面飾り帯はなぜか凹にモールドされているため、コレをエバーグリーンの0.13mmプラシートから切り出したパーツで埋めてやります。
「型取り」
まずはそのための型取りをマスキングテープから取り出します。貼り付けたマスキングテープの上からデザインナイフでなぞればこの通り。
「量産」
この型紙から抜き出した右左の埋め板をそれぞれ量産しました。
「あてがう」
まずはプラ用接着剤で貼り付け、側面に回りこむ部分はどうしようか・・・
「貼り付け後」
右側の飾り帯は裏からデザインナイフでスジを入れて曲げやすくしています、しかし折れてしまって角が立っています。
左の飾り帯は無理矢理曲げて貼り付けました。こちらは端が浮き上がり気味です。どちらの方法でも貼り付け後にヤスリで撫でて落ち着けてやる必要がありそうですね。
「進行中」
真鍮屋根にパイピングを施すのは割りピンを刺しづらいので大変です。チマチマと進めながらココまできました。
「前側と後側」
どうやって省略しながら、どこまでを再現するか悩みながら進めています。細かい配管が多く、どこまでも全部やる訳にもいかないので難しいですね