西武401系の3次車を作り始めました。
実車を簡単に説明すると、401系の1次車は鉄コレで発売された形状で、3次車は雨どい位置が1次車と比べ上がっており、西武101系と同様の車体になったものです。(細かーく言うと色々違いますが・・・)
模型では401系1次車は鉄コレが発売される前は、まずボナから金属キットが発売され、その後クロポからプラキットが発売されました。
当然の事?ながらこの両方を持っており、もちろんその後発売された鉄コレも買ったため、御多分に漏れず長期お蔵入りキットになっていたところ、それならばKATOの101系のカッコイイ車体を用いて3次車を作ればいいんじゃね?という、短絡的かつ知らぬが仏発想で作り始めたのでした。
「レシピ クロポキットから前面をKATO101系中間車へ移植!」
うん、これなら何とかなりそうだ。
「前面を切り出し」
お蔵入りキットなので、ここはエイヤ!と切り出します。問題は完成品にメスを入れること・・・ここから先に進むと後戻り出来ません。
「切り離し!」
削りしろを残して電動リューターで穴をあけて切断位置を貫通させたら、妻面を切り離しました。
「あてがってみる」
切り出し面を整えたら、前面がなるべく隙間なくはめられるように少しずつ削って調整します。
ちなみに前面は1次車からですが、雨どいから下で切り出しており、また101系の車体の雨どいをそのまま利用するため、こちらも雨どいを残して妻面と車体側面を切り出しています。
「当ててみる」
うんうん、なかなかヨイんじゃないでしょーか。乗務員扉の直後にある窓は、この後幅を狭くさせます。
「2両目も」
もう一両も切り出しました。
「大丈夫そう」
ということで、ひとまず完成品を切り出し、絶版キットから前面を移植する作業は完了しました。これで一番の山場を過ぎたかと思ったのですが、いしわり君と話しているとここが製品のままだとああ違う、ここも違う等々・・・知らなきゃ良かったーという加工点が後から続々判明する始末。
深く考えずに始めたところで、泥沼にダイブしていたことがようやく判明しました。これでタイトな納期に間に合うのでしょうか!?