2020年12月31日

zug 西武新101系を作る その7 ライト点灯化

年末最後の投稿は西武101のライト点灯化です。

点灯化自体は出来ていたのですが、細かいところの調整を続けて今年の模型収めも西武101系の工作となりました。

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「専用ライトケース」

2020年導入以来お決まりとなった3Dプリンタパーツです。上の写真としたのモデル形が若干違いますね。

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「最終設計モデル」

ライトケースは1608チップLEDがハメられる穴を開けた裏蓋を差し込む事で、ライトの位置合わせが出来るようになっています。

設計し出力しあてがってみては設計し直し、LEDハメて光らせては設計から見直し、結局take6ぐらいでOKになりました。3Dだから簡単だろって思われがちだけど、意外とこの繰り返しで完成度を高めるのが大変だったりします。

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「ちょうど抜けているのが確認できます」

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「LED組込後点灯試験」

LEDも専用基板を外注しちゃえばキレイに収まるはずなのですが、やり方をじっくり学ぶのが面倒になって、いつもの空中配線で作ってしまいました。来年は専用基板にチャレンジしたいですね。

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「前照灯用ライトケース」

こっちは再設計なしに簡単に出来ました。簡単だろって思われがちですが、結局のところ作り直しが無ければ簡単です(笑)

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「点灯確認」

申し分なしです。ライトリムパーツもいい感じですね。

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「通電加工」

床板に銅箔テープを貼って、ボルスタも3D出力したものに真鍮線を差し込んで両軸集電としました。 

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「ゴテゴテ」

あんまり見た目良くないですが、組み込んじゃえば見えないので良しとしました。将来の連結用にライトスイッチを搭載しています。

それでは点灯試験です。

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「前進」

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「後進」

室内等は庄龍鉄道さんのグランライトHOを使いました。低い電圧でも安定して点灯する使いやすいテープLEDです。

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「左:前進、右:後進」

急行灯もバッチリ点灯しています。(ちなみに反対のクハは普通 西武新宿なので急行灯は点きません)後進時は乗務員室灯が点くようにしたので、それもまたいい感じに出来ました。

乗務員室灯はクハ用にグランライトの長さを調整した切れ端を組み込めるか遊びでやってみたら、思いのほか上手くいったものでタナボタです。

これで一通りライト点灯化が終わりました。最後に各種インレタを貼ります。

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「ドアインレタ」

Nゲージでもこれを入れると生き生きといい感じになるため、HOでも同様にドアインレタを貼りました。

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「シルバーシートマーク」

懐かしいマークですね、これもインレタを貼り付け。窓のところは見えづらいですがこれも雰囲気が良くなります。

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「最後の微調整」

試運転をしたところ、付属のプレーン軸受けに集電線を当てると、とにかく転がりが重くて走りが良くありません。そこでこの期に及んでピポッド軸に変更、ボルスタも結局何回作り直したか分からないくらい再修正の連続を経て、ようやく普通に走るFS372となりました。 

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「完成!」

ということで、2021年最後の落成はこのzug製 西武新101系 新宿線4連となりました。


最後にコロナはまだまだ落ち着かないですが、皆様よいお年をお迎えください。
posted by つかさ at 14:42 | Comment(2) | [HO]西武新101

2020年12月10日

zug 西武新101系を作る その6 窓入れ

これをやっていたのは、友人との久しぶりの運転会前。運転会で走らせてサマになるところまで作りたいので急ぎ作業を進めていました。

そんな訳で、いよいよ窓を入れて完成に一歩ずつ進んでいきます。

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「ドアと戸袋は一体はめ込み」

このキット、ドアと戸袋窓ははめ込みパーツがあり、Hゴムモールドに黒を入れてはめ込みます。ちなみに座席部分の窓ははめ込みではありません。その理由はのちほど。

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「戸当たりゴムべっちゃり」

まるで失敗したかのような雑な黒入れ。でもこれでイイんです。

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「見えなくなっちゃうので」

ドアはエッチングパーツをはめるので、むしろ下地の黄色などが出てこないよう、盛大に黒を塗ったのでした。

エッチングパーツはステンレス板のようですが、少しギラギラしすぎるきらいがあったため、あえて半艶クリアーを吹いてテカリを調整しました。

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「窓サッシ」

続いて窓サッシです。車体ウラに大きさがぴったりの凹みがあり、ここにピッタリではまるため、バリは丁寧に削り落としておきます。(じゃないとハマりません)

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「窓セルを貼ります」

ここで面白いのはサッシ下端に少し隙間が空いており、この部分の窓セルに黒を塗ると・・・あら不思議!窓サッシのゴムみたいに見えてしまうのです。

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「窓サッシはめました」

2段窓がはめ込みではない理由はこの極薄サッシをキッチリとハメると、まるではめ込み窓かと見間違うくらいいい感じになるためでした。目を凝らすとサッシ下のあたりゴムの黒が覗いており、思わずニンマリしてしまいます。

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「前面窓に取り掛かります」

前面窓にはめ込みパーツが付属していますが、残念なことにモールドの関係から厚み部分が目立つ(いわゆる瓶底みたいなやつ)ため、ここは迷わずボナから出ているアクリル削り出し窓パーツを奢ります。

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「前面窓を入れてワイパーを付けました」

だんだんいい感じになってきました。

方向幕はデカールなので、適当な白プラ板に貼ってから、アクリルガラスパーツの裏から貼り付けます。

ちなみに上の写真、西武秩父の方向幕が貼ってありますが、本人は西武新宿を貼っているつもりで写真も撮っているこの時も気づいていません(笑)

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「ほぼ出来上がり」

最後はだいぶ駆け足でしたが、車番インレタを貼って組み立てたらひとまず完成!

ここで無事運転会デビューを果たすことが出来ました。

とはいえ、これで完全に完成ではなく、この後はライト点灯化が待っています。

プラ完成品だったらライト点いて当たり前だし、走らせたら見劣りするってのは悔しいのでやっぱりライト点けたいのです。


そんな訳でもう少し続きます。
posted by つかさ at 00:07 | Comment(0) | [HO]西武新101

2020年11月16日

zug 西武新101系を作る その5 顔を作る

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「ひげを作る」

このキット、西武電車の特徴であるステンレスのヒゲは極薄のエッチングパーツが入っています。

これを正に「いい感じ」に曲げて車体にフィットさせる訳ですが、そう簡単にはいきません。

ゆっくり慎重に一度曲げては顔に当てて具合を確認し、また曲げるを繰り返して頬のカーブにフィットするように・・・

まるで職人技みたいな感じですね(笑)

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「曲げ終わり」

これならまぁいいんじゃないでしょうか。

エッチングパーツの手すりも差し込んで、顔がにぎやかになってきました。


そして、次は3Dプリンタを駆使した専用パーツを投入!!

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「前面パーツ3点セット」

左から、台車排障器、マイクロスカート(?床下機器保護板)、ライトリムです。

排障器は特に目立つ西武電車特有の形で欠かせず、マイクロスカートは101系といえばこのちっこい板、そしてライトリムはキットそのままだと単なる筒になってしまうので欠かせません。

早い話が最低限ここは外せないよねというパーツ達なので、細密化ではなくコレは付けないと物足りないという理由です。
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「排障器取付」

なるべく簡単に付けられるように、台車レリーフに空いている角穴に差し込んで位置決めができるようにしました。

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これで顔も完成です。

3Dでパーツを作れなかったらプラ板で切り貼りしてたのか!?と考えると、キレイで形の揃った専用パーツが簡単に手に入るのは模型作りが本当に楽になりました。


posted by つかさ at 23:35 | Comment(0) | [HO]西武新101

2020年11月07日

zug 西武新101系を作る その4 足回り作成

今回は床下機器並べから

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ほぼ説明書通りにパーツを並べますが抵抗器の高さの違いが再現されないため、台座を削って高さに差が出るようにしてみました。

抵抗器パーツは四角い箱になっているので、下端の面取り部分を再現するためにひとつずつヤスリで削っています。

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「HB2000」

コンプは付属パーツだと寂しいため、ワムで購入したロストワックス製パーツを奢ってみました。

今回はなるべくキットのパーツを使って作るようにしていますが、目立つところにアクセントでパーツを変えてメリハリが出るようにしています。

続いて走行系パーツ

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「動力は天賞堂のパワトラを使います」

パワトラの取り付けはパワトラに付属している金具で取り付けようとこんな感じにしていました。

が、あんまりキレイでは無いのでどうしようかなーと考えていたところでほったらかしに。

それから数か月後、東武850型が完成し西武101Nを再開するときには3Dプリンタでパーツを作れるようになったため、ひとつパワトラを収めるベースを作ってみました。


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「zug西武101N用コアレスパワトラベース」

裏面のモールドに沿って糸鋸を入れてガバッと開口し、そこへこのベースをはめるだけで高さがぴったり出せます。

これで動力問題は無事解決。

ついでにT台車も付属のボルスタ使うとユルユル問題があったので、ちょうど良いボルスタを作ってみました。

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「黒いパーツが3Dプリント製です」

これにすることで車輪が緩くて抜けることも無くなり、左右両輪集電にもしやすくなりました。
posted by つかさ at 18:14 | Comment(0) | [HO]西武新101

2020年10月25日

zug 西武新101系を作る その3 車体塗装

zugの西武101を東武850と並行で手を付けていましたが、途中から西武を中断し東武850に集中していたため長い事ほったらかしになっていました。前回の「その2」が5/26なので優に5か月間!

でも、前回が配管加工までですがその後塗装と床下機器組み立てまでは済ませていたのでした。

という事でその3は作業停滞前に行った塗装について。

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「西武電車といえば黄色ですが」

401系や701系などのHSC車と編成を組んだ頃の新宿線101系にしたいため、面倒でもツートンカラーからは逃れられません。

まずはGMカラー19番 西武トニーベージュを塗ってからマスキングをして黄色を塗ります。

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「マスキング完了」

簡単に書いていますが、上下の直線と並行が崩れないように貼るのは大変でした。

黄色はガイアカラーのNo1024 西武101系イエローをそのまま使います。

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「黄色塗り終わり」

そして次は車体全体をマスキングして屋根塗装に掛かります。

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「この本には助けられっぱなしです」

おフランスとドイツから作り方を指導されているかの如く、痒い所に手が届く本です(笑)

とはいえ書いてある意味を本当に理解して読み解けるようになったのは、これを作るに当たり何度も読み込んで勉強したからでした。

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「屋根を塗りました」

そんな勉強の成果により、屋根色は定番のMrカラー305にしました。(合っているのか?!)

間違っていたら塾生落第という事で。


そして はがしの儀 です

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「ペロリ」

パッと見はいいんじゃないでしょうか。色合いは瓶塗料のままですがイイ感じです。

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「おお!西武電車だ!」

この色が出てくると嬉しくなりますねー

続いて顔を塗ります。

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「泥棒のほっかむりみたい」

縁の内側を細いマスキングテープでぐるっと貼ったら、その周囲をマスキングゾルで埋めてやりました。

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「時代的に黒です」

セミグロスブラックで塗装したら、いよいよ御開帳〜

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「おおーいいですね!」

ついに塗装の難関を超えました!やったー!

ここまで来ると眺めてニヤニヤする時間が格段と増えて、作業進捗が遅くなり始めます(笑)


そんな訳でだいぶ前の作業内容ですがで、続いては停滞前に作業した床下機器組付けです。


posted by つかさ at 10:45 | Comment(0) | [HO]西武新101

2020年05月26日

zug 西武新101系を作る その2 配管作成

今日から緊急事態宣言が解除されましたが、世の中的にはコロナが無くなった訳でもなく、自分ももうしばらくテレワーク生活が続きそうです。

前回までで、zugの西武新101は箱組みまですんなりと進みました。引き続きブログはStayHome期間中の屋上配管作業です。


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「まずはパーツ付け」

付属のランボードとパンタスイッチ箱、ヒューズ箱とパンタ台などを屋根に乗せます。ちなみにパンタ台は所沢車両工場製のタイプなので配管も所工タイプで引き回します。

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「配管開始」
東武850と同様にプラ帯材を配管留め台座にし、手持ちの割ピンで0.5mm真鍮線を使って配管しています。ちなみに保護管が無いケーブルむき出し部分は0.3mm真鍮線で作り、0.5mm真鍮線とは瞬間接着剤で接続しています。

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「という事で配管等完了」

あっという間に終わったことになっていますが、ヒューズ箱周りの細かい配管や両妻面の配管など結構時間がかかりました。ちなみに2色塗りとするため、妻の配管は転落防止柵取付前の配管です。

とれいんの西武新101系特集で屋根をじっくり眺めていると、屋根の手すりも気になってしまい、これも0.3mm真鍮線で追加しました。

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「パンタ鍵外しと妻面ステップ」

妻面ステップはキットにエッチングパーツが付属しており、妻面に取付穴も開いているため、そのまま差し込めばOKです。が、それは向かって左側の話。向かって右側が左側と同じ位置に穴が開いているため、それは全部使わず写真を見ながらおおよその位置を割り出して取り付けました。

鍵外しは0.3mm真鍮線で作成し、碍子は0.5mmプラ丸棒に0.3mmの穴を開けて差し込んでそれっぽく作っています。

これでようやく全部の配管が終わりましたが、今回はもう一つ秘策を繰り出します。

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「3D CADで作成」

StayHomeのおかげでたっぷり時間があったところで、今まで少し触っては上手く作れずだった3D CADモデリングに再チャレンジしていました。

時間があったからかは分かりませんが、イイ感じにコツを掴めて(ちなみにそのコツはビューの2D<=>3D切替の使い方です)これもモデリングが出来るようになり、更にはDMM.makeに発注してベンチレータを大量調達出来ました。

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「じゃじゃーん!!」

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「載せてみた」

同様のパーツがガレキメーカーから売り出していたのを以前に1箱だけ買ったものが手持ちでありますが、4両分では足りないため自前で作りました。結果、思いのほか上手く行き初めて(正確には2作目)にしては大満足です。

これに気をよくして、時間があれば3D CADをにらめっこしている状況が続いており、101系の進み具合が若干悪くなっています(笑)

でもまぁ、一通り組み立ては済んだので上回りはこれで塗装に入ることが出来るようになりました。 

posted by つかさ at 23:03 | Comment(0) | [HO]西武新101

2020年05月16日

zug 西武新101系を作る その1 車体箱組み

Stay Home, Save LifeなGWが始まったところで、ちょうど東武850型は本塗装を目前にいったん休止。

「Stayとーぶ」になり、「西武Life」を始めました。



今回は新たな試みで、こちらのBlogを参考にさせていただき、室内塗装から始めてみました。そもそも室内をちゃんと塗装するってのはNゲージではやった事無かったですね〜


続いて気になっていた顔の表情の修正を行います。


所謂、眉毛の部分が一直線になっているものを、屋根のカーブに合わせて緩くカーブするように削りました。

失敗は許されないので、新品のアートナイフの刃を使い、刃を立てて薄くはぎ取るように削ります。なかなかいい感じになったでしょ。



古くてアヤシイ色になっちゃったABS接着剤で接着します。サラサラタイプは無いため接着も少し苦戦しました。


という事で箱組みまで終わってGW終了です。4日間でここまで進められたのも、素性の良い組みやすいキットだからですね。

外に遊びに出れないという前代未聞のGWが終わりました。思い返せば外に出れなかった事も大して苦にならず、むしろ模型作りに没頭出来ていつも以上に充実した気分です(笑)

という事で、このまま暫く西武電車づくりが進みます。

posted by つかさ at 22:05 | Comment(0) | [HO]西武新101