※頒布開始はJNMA終了後の7/8以降を予定しています
TOMIX製EF64-1000のスカートを交換してさらにかっこよくするパーツがやっと出来上がりました。
(左から、後期、前期KE3ジャンパなし、前期KE3ジャンパあり)
実車は1032号機までは電気暖房装備ですが、1033号機からは電気暖房が元から装備しておらず、このため後期車のスカートには電暖ジャンパ線(KE3)が元から無く、すっきりしたスカートに形態差に表れています。
KE3ジャンパ線と栓受けを装備する前期(1001〜1032号機)のスカートでも、更新工事によって電気暖房が撤去された際に、電暖表示灯とともにKE3ジャンパ線が撤去されました。このため時期によりジャンパ線有無が形態差になっています。
今回はこの3パターンをモデリングしました。まとめると大勢は下表のようになります。(更新工事の形態差は一部異なる車輛もあります)
<スカートの形状>
左から、前期ジャンパなし、前期ジャンパあり、後期、です。スカートは2個入り。
この写真では見づらいですが、ステップのグレーチングも抜けています。見えないかな・・・
「KE77-70ジャンパ線」
さらにそれぞれKE70-77ジャンパ線2個+予備とATS車上子1個も付属します。
また、ジャンパ栓受はジャンパ線が刺さった形態、何もささっておらず蓋がされた形態を実車通りに作り分けています。
<ご注意>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この製品は水洗い光造形レジン成形品(2次硬化済み)です。
壊れやすいため、取扱いに注意し、直射日光は避けて保管してください。
洗浄は通常不要ですが、洗浄は流水で行い1日以上日陰干しをしてください。
接着はゴム系接着材などをご利用ください。
(個人の趣味で作成しているもので、商品説明文中にある企業様とは何の関係もありません)
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製品への問い合わせはこちらのアドレスへメールでお願いします。
info.tomaremiyo.net@tomaremiyo.sakura.ne.jp
<各取付例>
後期型はジャンパ栓受けが左右とも2個ずつです。
前期型、KE3ジャンパ線なしです。
前期型、KE3ジャンパ線ありです。(手すりの曲がりが・・・・汗)
元パーツとの比較
「左:試作品(後期型)、右:元パーツ」
1033号機以降は左のジャンパ栓受けが少ないタイプとなります。
また、KE70、KE77のジャンパ線は中ほどでバックルのような部品でまとめられており
製品のようにビローンと線が2本伸びません。(最後の実車例をご注目ください)
これでスカート回りが引き締まりますね!
<取付け方法>
車体の外し方
台車の首を振ると、車体の爪が見えます。
ここを広げて少しウェイトを引き出します。
なかなか引き出せず爪がすぐに戻りやすいですが、1か所ずつちょっと外し、ウエイトを引き出すとうまくできます。
ウエイトさえ外れてしまえば、あとは簡単です。
ATS車上子
シルエットを良くするために簡易なパーツを作りました。
車体裏側の赤丸で囲ったでっぱりにパーツを差し込むだけです
<実車例>
「(前期型KE3あり)EF64 1004 2003年 拝島」
「(前期型KE3なし)EF64 1010 2011年 坂城」
「(前期型KE3なし)EF64 1012 2006年 安中」
「(前期型KE3あり)EF64 1019 2002年 直江津?」
「(後期型)EF64 1041 2006年 四方津」
「(後期型)EF64 1042 1995年 拝島」
「(後期型)EF64 1051 2009年 宮原〜大宮」
Special Thanks
橋本さんの著書 SHIN企画/機芸出版社刊 「資料 EF64 1000のメカニズム」です。
ありがたすぎでした、これ無しには作れません。狛江に足を向けて寝れない(笑)
ModelsIMONで今も買えます!