2022年01月22日

1/80 ED5060の作り方

モデルワムから発売される、フル3Dプリンタ製のED5060重連型の作り方です。
(商品の購入についての質問はモデルワム店頭へご確認ください)

なお、しばらくはboothには置かないのでぜひ実物をワム店頭でご確認いただきご購入ください。
boothでは今後、非重連型を計画しています。(三岐もいつかは・・・しかしいつになるのか・・・)

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<ご注意>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この製品は水洗い光造形レジン成形品(2次硬化済み)です。 
壊れやすいため、取扱いに注意し、直射日光は避けて保管してください。
洗浄は通常不要ですが、洗浄は流水で行い1日以上日陰干しをしてください。
接着はゴム系接着材などをご利用ください。
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箱の中身はこんな感じで梱包しています。

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「車体の空間にもパーツが入っています」

<プロトタイプについて>
このキットはED5060の中でも、重連総括改造されたED5061〜5065が該当します。なお、5080はランボードに足が無くパンタ台の形状が異なります。ED5081〜5083を作成する際これを再現するパーツセットを作成しましたのでご利用ください。(もっともごく僅かな差ですが・・・)
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「左:製品付属の前期形パンタ台、右:別パーツの後期型パンタ台」

また、ED5060でも重連化改造されなかったED5066〜5073は、デッキ周りのほかにも床下配管の取り回しが異なるため、別パーツを作成してとまれみよから非重連型としてリリース予定です。もうしばらくお待ちください。


<作り方>

作り方の流れは以下の通りです

 @ 積層痕処理
 A 塗装
 B 組立

<@ 積層痕処理>

製造仕組みによりところどころ縞々の模様が発生します。遠目で見れば気にならないのであれば、そのまま塗装でも構いませんが、前面などは処理をしておいたほうが良いでしょう。

やすりスティックや紙やすり片などを駆使して撫でるようにして消していきます。

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「左:処理済、右:未処理」
前面は扉の左右面、斜めになっている部分に模様が浮き出ます。


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「おでこ部分の積層痕。左:処理済、右:未処理」
ここは比較的処理しやすいです。

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「側面」
出力の都合上縦線が生じている場合サフを吹けば消えますが、なかなか消えないようでしたらパテ埋めをしてください。

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「屋根の積層痕」
ここは入り組んでいるため手間がかかりますが、焦らず少しずつ積層痕処理をしてください

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「処理後」
白くなっている部分をやすりで磨きました。やすりスティックで粗方磨いたら、斜めに切った角棒などに両面テープで紙やすりを付けて入り組んだ部分を磨くとやりやすいです。

やすりで磨き終わったら、サフを吹いて磨き残しが無いか確認します。
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「2回目のサフ吹きが終わりました」
サフを吹けば必ず磨き残しが出るものです。1回で終わるようにせず、磨き→サフ→磨き残し除去→再サフを行えば失敗が少ないと思います。

磨き終わり、サフを吹く前に車体の粉を落とすために洗浄する際は、水に浸けず流水で流しながら筆で撫でて手早く済ませてください。



<A 塗装>

磨きに問題がなければ車体色の塗装を行います。参考までに私の塗装例は以下の通りです。

 車体色:GM02 ぶどう色2号+黒
 室内、運転台:GM45 淡緑1号
 手すり、ゼブラの黄色:クレオス C58 黄橙色
 足回り、デッキ下部:GM09 ねずみ色1号
 パンタ台:碍子に白を差し、碍子を載せる横板は銀で塗装

デッキ手すりは下記図の通り、不要部分を取り除いてベースにつけたままで塗装をするとやりやすいです。
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「ゼブラ塗装」
ゼブラは2mm幅のマスキングテープでマスク出来ます。

<B 組立>
塗装が終わったら組立に進みます。基本的に穴に差し込んで組み立てられますが、一部緩い場所などはゴム系接着剤を利用してください。

●「車体の組立概要」
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台車受け左右は、ロープ掛けが車体外側に来るように接着します。

●「パンタ台の見分け方」
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パンタ台の手すりはパンタの外側を残し内側は切り取ります。また、パンタはシリンダが車体外側を向くようにそれぞれ取り付けます。

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「パンタヒンジの横梁は実車に合わせて切取ると実感的です」

●「手すりの差し込み」
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窓の脇だけ、形が歪な手すりを差し込みます。幅広と幅狭はよく見ないとわからない微妙な違いです。
足の長さが違いますので取付面の傾斜に沿って取付穴に差し込んでください。

屋根の手すりも台座につけたまま塗装した後、ピンセットで根本からつまんで折り取ります
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取り出したフックをそれぞれの四隅へ外側を向くように写真を参考にして差し込んでください。
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「屋根の手すり取付」


●「デッキの組立方」
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カプラーをデッキに差し込んでねじ止めします。
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「M2X6mmのねじでIMONカプラー205をねじ止め」


●「デッキの見分け方」 
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デッキには薄く「館」と「浅」の文字が書かれていますが、ジャンパ栓受の位置やエアホース差し込み穴の位置で見分けられます。(※デッキのに刻印した文字が間違えていました。刻印は無視してください。ジャンパ栓受けが向かって左が浅草方、向かって右が館林方です)向きを間違えなければ造形に問題は無いので注意して組み立ててください。(2022/01/23

●「足回りの組立方」 
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パワトラへ台車枠の取付は、パワトラ付属の金具とネジを用いて取り付けます。

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「ウエイトの差し込み」

フレームへパワトラ付属のウエイトを3枚×2個分の6枚を写真のように差し込んみます。差し込んだら取り外すと爪やフレーム本体が折れる可能性があるので、ウエイトの取り外しは避けてください。


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「台車枠の取付」

金具は短い方を用います。ねじは強く締めると穴が割れたり、セルフタッピングしたネジ山を舐めるため、強く締めずねじが奥まで入ったら締めるのをやめてください。

パワトラの端子は外側に少し曲げて、端子と反対側にオイルダンパが来るように台車枠を取り付けます。

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「台車完成」
台車端梁はゴム系接着剤で取り付けて、いずれのねじも軽く締めるだけにして台車枠にガタツキがあるようにしてください。

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「動力完成」
フレームにパワトラをねじ止めしたら完成です。

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「床下配管取付」

フレームに床下配管枠をパチンとはめ込みます。

上から車体を被せると、フレームの両脇のつめが車体仕切裏にある四角いでっぱりにはまります。

車体は窓セルとナンバー表記類を入れて、前照灯と尾灯のレンズは、それぞれ1mmと0.5mm径の光ファイバをあぶってレンズ状にしたものを差し込んでください。

すべて組付けたら完成です。

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2021年12月22日

HO ホキ5700 東藤原のデカハッチ 2両分


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TOMIX製 HO-739 ホキ5700形キットAにこのパーツを取り付けて、小野田セメント藤原工場向けに積込み口が拡大された(通称デカハッチ)ホキ5700を再現することができます。

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セットに封入している内容は2両分で

 ・デカハッチ   *2
 ・ステップ2種類 *2+予備
 ・空気管     *2

<ご注意>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この製品は水洗い光造形レジン成形品(2次硬化済み)です。 
壊れやすいため、取扱いに注意し、直射日光は避けて保管してください。
洗浄は通常不要ですが、洗浄は流水で行い1日以上日陰干しをしてください。
接着はゴム系接着材などをご利用ください。

(個人の趣味で作成しているもので、商品説明文中にある企業様とは何の関係もありません)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

製品への問い合わせはこちらのアドレスへメールでお願いします。

info.tomaremiyo.net@tomaremiyo.sakura.ne.jp


<使い方>
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「ステップの補強棒除去」
写真「切取後」を参考にしてステップの足部分などにある補強丸棒モールドをニッパーで切り取ってください。

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「ハッチ取付」
ハッチはホキ5700の屋根中央2か所の穴開け位置に合わせて、位置決め用ボスが2本あります。
これを屋根に開けた穴に合わせて取り付けてください。

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「ステップ取付」
ステップはゴム系接着剤などで貼り付けてください。位置決めは足が生えていない側のステップ端を屋根の傾斜の始まり部分に合わせます。

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「空気管」
車番右横にある空気管は、パーツの曲がっている部分を切り取って直線部分のみを使います。
位置は写真を参考にホッパ下に穴を開けるなどして取り付けてください。

<実車例>
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「貨物鉄道博物館所有 ホキ25767」
東藤原駅に実車が保存されています。

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「ハッチ周り1」

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「ハッチ周り2」

貴重な写真を南野様よりご提供いただきました。ありがとうございます。

posted by つかさ at 00:16 | Comment(0) | とまれみよ販売所

2021年10月25日

とまれみよ販売所 HO タキ1900(伊吹山・糸魚川タイプ)コンバージョンキット 2両セット

BOOTH HO タキ1900(伊吹山・糸魚川タイプ)コンバージョンキット 2両セット
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このキットはTOMIX製 HO-737 タキ1900形キットAを用いて大阪セメント所有タイプ、または明星セメント所有タイプを作るためのパーツセットです。

明星セメントは タキ112615〜タキ112627 の 13両
大阪セメントは タキ112668〜タキ11268 の 16両  が、それぞれ該当します。


セットに封入している内容は2両分で下写真の通り

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・タンク体上部      *2 
・タンクハッチ      *6+予備
・梯子          *4+予備
・大阪 社紋板      *4+予備
・大阪 社名板      *4+予備
・タンク座 左右     *各4+予備各1 
・タンク座 デッキふさぎ *4+予備
・デッキ手すり      *4+予備
となります。

大阪セメントの社紋社名は私は自作シールで再現(このあたりを参考に各自工夫でお願いします。)、明星セメントはキット付属のインレタを利用しました。

※このタイプは台車にTR225をはいているので、別売りのTR225をご利用ください。

<ご注意>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この製品は水洗い光造形レジン成形品(2次硬化済み)です。 
壊れやすいため、取扱いに注意し、直射日光は避けて保管してください。
洗浄は通常不要ですが、洗浄は流水で行い1日以上日陰干しをしてください。
接着はゴム系接着材などをご利用ください。

(個人の趣味で作成しているもので、商品説明文中にある企業様とは何の関係もありません)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

製品への問い合わせはこちらのアドレスへメールでお願いします。

info.tomaremiyo.net@tomaremiyo.sakura.ne.jp


<タキ1900 伊吹山・糸魚川タイプ 組立て方>

〇台枠組立
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「パーツ構成」

台枠に乗っている票差しや表示板部分を除去したら、上の写真のパーツを取り付けます。


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「側面タンク座」
側面タンク座は元のタンク座に接着します。
元のタンク座のリブにパーツのスリット部が当たり位置決めが出来ます。(赤丸部分)

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「手すり取付」

デッキ目隠し板は手すりパーツの赤丸部分が干渉するので、手すりの赤丸部分を少し短めに切り出してください。

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「タンク座と手すり取付」

ブレーキハンドルの反対端面には門型手すりパーツを接着します。デッキ目隠しパーツはデッキとツライチになるようにはめてください。また、上の写真では側面の山型手すりが付いていますが、これは不要で、こちら側のデッキ梯子も不要です。

〇タンク体組立

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「タンク体下部のリブ削り取り」
まずは赤丸で囲った部分のリブを削り取ります。また明星セメントにする場合は、エアスライド空気口を取り付けるため、説明書に従いタンク下部中央に取付穴を開けておきます。

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「タンク上部組付け」
まず、タンク体上部端面の片側に残っているサポート痕を紙やすりで平らに削っておきます。

その後、タンク体上部は事前にサフを厚めに吹いて積層痕を目立たなくしたものを、ゴム系接着剤でタンク下部と接着します。
このとき、タンク下部の爪は左右で間隔が異なり、これによりタンク上部の前後向きが決まります。
タンク上部の片側を下部に掛けたら、タンク上部を押して狭めてやりながら下部にはめてください。


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「タンク体上部をマステで固定中」

また、タンク鏡板にある手すり取付穴は埋めておきます。

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「赤い部分は切り離してください」
梯子を取り付ける際は、上の写真の赤い部分は補強なのでニッパーで切り落としてください。
手すり先端の左右に出っ張っている部分に少量のゴム系接着剤を付けて、タンク側手すりに接着します。


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「タンク体上部組立 上:大阪、下:明星」
鏡板をゴム系接着剤で取り付けたら、鏡板とタンク体上部の隙間をパテ埋めして処理します。

また、大阪セメントはセット付属の小型社紋社名板を、明星セメントはキット付属の社紋社名板を用います。
空気配管は大阪はパーツをそのまま付けますが、明星はエアスライド配管の台座パーツだけを空気口ハッチ脇に接着します。


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「サフで確認」
鏡板を取り付けたら再度サフを吹いて隙間が無いか確認し、ハッチをゴム系接着剤で取り付けます。
ハッチは足の形と穴の形を合わせることで向きが決まります。

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「塗装前組立完了」
これで上回り、下回りともに組立が終わったので次は黒塗装を行います。

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「塗装完了」

黒は最近お気に入りのクレオス GX02ウイノーブラックにNo189なめらかフラットベースで半艶黒を塗っています。

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「完成!」

大阪は前述のシールを、明星は付属のインレタを貼って車番等の表記を入れたら完成です。

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「狭いステップ幅もこんな感じで」

タンクのステップ位置が上寄りなので、ステップ同志の間隔が狭くなっており、その分梯子が内側に折れ曲がります。

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「明星と大阪」

明星セメントは タキ112615〜タキ112627 の 13両
大阪セメントは タキ112668〜タキ112668 の 16両  が 該当します。

<タキ1900 大阪・明星の112600番台
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「タキ112672 大阪セメント 2005.4 本巣」

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「住友大阪セメント 岐阜工場専用線 2005.4」

住友大阪セメント岐阜工場から本巣駅へ向かう列車。一番後ろに大阪セメントの112600番台がいます。

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「樽見鉄道 本巣駅 2005.4」」

本巣駅で発車を待つ樽見のDE


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「タキ112618明星セメント 武州原谷 2005.11」

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「大宮」

EF65 523を先頭に明星セメントのタキ+秩父セメントのホキです。

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「タキ112625明星セメント 宝積寺 2005.7」

宝積寺のストックポイントで屯する明星セメントのタキ1900達。

参考文献 
RailMagazine339 2011年12月 プロフェッサー吉岡の貨車研究室 第52回 吉岡心平 著
RailMagazine357 2012年08月 プロフェッサー吉岡の貨車研究室 第59回 吉岡心平 著
posted by つかさ at 18:59 | Comment(0) | とまれみよ販売所

2021年10月16日

とまれみよ販売所 HO ホキ5700手すりパーツ2両分




TOMIX製 HO-739 ホキ5700形キットAの手すりをこのパーツに交換することで、後期型を再現することが出来ます。

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セットに封入している内容は2両分で

 ・デッキ用門型手すり   *2
 ・側面山型手すり     *8+予備

<ご注意>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この製品は水洗い光造形レジン成形品(2次硬化済み)です。 
壊れやすいため、取扱いに注意し、直射日光は避けて保管してください。
洗浄は通常不要ですが、洗浄は流水で行い1日以上日陰干しをしてください。
接着はゴム系接着材などをご利用ください。

(個人の趣味で作成しているもので、商品説明文中にある企業様とは何の関係もありません)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

製品への問い合わせはこちらのアドレスへメールでお願いします。

info.tomaremiyo.net@tomaremiyo.sakura.ne.jp


<使い方>

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「ニッパーで切り出します」

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台座から手すりを切り出す際にはニッパーなどで根本を切り出してください。


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山型手すりは側面の四角い手すりの交換に使います。
妻面の門型手すりを用いると再末期の65700番台を再現できます。

<実車例>
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「ホキ65730 妻面が門型手すりのタイプです」

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「ホキ65719 手すりが良くわかります」

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「ホキ55744 妻の手すりが門型ではないタイプです」


<追記 後期型っていったい何よ?>


ざっくりと、「後期型を再現することが出来ます」なんて説明してましたが、実のところ本人も何番から山型手すりになったかよく分かっていませんでした。(そもそも角型の手すりの車両ってあんまり見かけないようなって印象だし)

そこで、ネットの写真と吉岡心平先生著書から割り出してみると、下記の表のようだぞというのがおぼろげに見えてきたのでした。
スクリーンショット 2021-10-30 180244.jpg

ホキ5700秩父セメント車の大きな特徴は初期から3連ハッチだったものが、途中から大小ハッチに変わり、でも後期に3連ハッチに戻したという事実があり、これはRMライブラリ141に記載されているところによります。

ここに記載されているロット表とネットで実見できる写真を照らし合わせると、大小ハッチの途中から側面手すりが山型に変わり、65700番台からはデッキ手すりが門型になったことが割り出せました。

ホキ57700という比較的後期の番号でも角型手すりだったことが、こちらのリンク先から発見できたため、おそらくロット27の高麗川向けを6両つくったところから変わったのではないかなぁ・・・と思われます。

ロット26の10両は手すりが角か山か気になるところですが、写真を見つけられませんでした。(追記⇒twitterでこのロットの写真を見せてもらい、分類表に反映させました。ありがとうございます!)


とここまで細かく書いたのですが、要するに大小ハッチでも3連ハッチでもこの手すりパーツ使って楽しんでいいんですよ。と言いたいだけなのです(笑)


posted by つかさ at 14:42 | Comment(0) | とまれみよ販売所

2021年09月13日

とまれみよ販売所 HO タキ1900(CTタイプ)コンバージョンキット 2両セット




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このキットはTOMIX製 HO-737 タキ1900形キットAを用いてセメントターミナル所有タイプを作るためのパーツセットです。

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セットに封入している内容は2両分で下写真の通り

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 ・タンク体上部   *2
 ・タンクハッチ   *6+予備
 ・梯子       *4+予備
 ・タンク座 左右     *各4+予備各1
 ・タンク座 デッキふさぎ *4+予備
 ・デッキ手すり   *2
 となります。

社紋社名は私は自作シールで再現しました。このあたりを参考に各自工夫でお願いします。

車番等黒文字の表記はインレタを制作しました。(別売り)
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「別売りインレタ」
9両分の車番と常備駅は三ヶ尻、糸魚川、西浜松、倉賀野、青海を掲載しました。
スクリーンショット 2021-09-12 231421.jpg
そして番号別形態差は上記表のとおりです。

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「左:112000番台、右:112300番台」

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「積込口周辺ステップも作りました」

<ご注意>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この製品は水洗い光造形レジン成形品(2次硬化済み)です。 
壊れやすいため、取扱いに注意し、直射日光は避けて保管してください。
洗浄は通常不要ですが、洗浄は流水で行い1日以上日陰干しをしてください。
接着はゴム系接着材などをご利用ください。

(個人の趣味で作成しているもので、商品説明文中にある企業様とは何の関係もありません)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

製品への問い合わせはこちらのアドレスへメールでお願いします。

info.tomaremiyo.net@tomaremiyo.sakura.ne.jp




<タキ1900 CT 組立て方>


〇タンク体組立
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タンク体上部は組立前にサーフェイサーでひと吹き厚塗りぐらいでサフ吹きをすると積層痕が目立たなくなります。
(今回の作例も組立前にサフ吹き、塗装前に全体をサフ吹きしています。ちなみにサフ後の磨きはしていません)


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「タンク下部補強リブ除去」
上が製品のまま、下が補強リブ除去後です。

ここは側面タンク座に掛かるため、外側リブの上に出てくる部分(大体上半分)を除去します。
除去後は除去部分にやすり痕があります。


組立はゴム系接着剤で行いウエイトもこのタイミングで取り付けます。

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「タンク上部組付け」

タンク下部の爪は左右で間隔が異なり、これによりタンク上部の前後向きが決まります。

タンク上部の片側を下部に掛けたら、タンク上部を押して狭めてやりながら下部にはめてください。

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「上下取り付け後」

この後鏡板を接着します。
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「鏡板接着後に隙間埋めを行います」

鏡板を付けたら、このタイミングで隙間埋めを行います。

また、このとき112300番台(コイルバネ車)を作る場合は鏡板に手すりを刺す穴も埋めておきます。


隙間埋めが出来たら、ハッチなどのパーツを取り付けます。


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「ハッチの向きに気を付けて」
ハッチ取付穴と足はD型になっているので、向きを合わせて差し込みゴム系接着剤で接着してください。

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「パーツ取付完了」
社紋、社名板とエアスライド配管を取り付けたら上回りの組付けが完了です(作例は鏡板手すりなしです)


〇台枠組立
作例は112300番台なので、パーツ付属の門型デッキ手すりパーツを使います。

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「台枠のパーツ構成」

台枠は側面の大型タンク台を付けるために、元の車票差しなどのモールドを切り取ります。

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「側面タンク座」

側面タンク座は元のタンク座に接着します。
元のタンク座のリブにパーツのスリット部が当たり位置決めが出来ます。(赤丸部分)

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「手すり取付」

デッキ目隠し板は手すりパーツの赤丸部分が干渉するので、手すりの赤丸部分を少し短めに切り出してください。

014.JPG
「タンク座と手すり取付」

ブレーキハンドルの反対端面には門型手すりパーツを接着します。デッキ目隠しパーツはデッキとツライチになるようにはめてください。

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「台枠組立完了」
これで台枠が組立て終わりました。

〇塗装
タンク半分サフが塗られた状態でしたが、台枠も含め車体全体にサフを吹きます。
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「サフは厚塗り」
ここで隙間があったら、パテ埋めからやり直しです・・・

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「淡緑3号」
公式には淡緑3号らしいですが、じゃあどんな色だといえばもう写真を見て自分が信じた色を塗れば正解な訳です。

自分は手元にあったザクグリーンに適当(ここ重要!)な白を混ぜてそれっぽく(ここも重要!!)塗りました。

実車もカサカサから検査出たてありと色々なので、自分の納得のいく色を塗ってみてください。

これで塗装が完了したらインレタを貼り、車体と台枠を組付けて完成です。

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なお、社名社紋は他製品と同様に付属しませんので、各自工夫してください。
今回もこちらの方法でシールを作りましたが、粘着力が弱いためゴム系接着剤で貼り付けています。


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「完成!!」


<実車例>
それまで川崎、日立、日車、三菱と各社各様の仕様で作られていたタキ1900ですが、タキ1900のセメントターミナル所有車から、タキ1900に仕様統一が図られ112000番台を名乗る事となりました。

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「栄光のトップナンバー タキ112000 本巣 2005年」


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「吹上?93年ごろ」
秩父鉄道三ヶ尻発送のタキ1900CT車です。この前にチチブセメントのホキ5700、タキ1900、12200などと編成を組んでいました。

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「タキ112330、タキ112314 青海 2003年」

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「タキ112414 郡山貨物ターミナル駅常備」
手前のコキ50000が残念・・・

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「住友セメント 岐阜工場 2005年」

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「樽見鉄道 2005年」

ちなみに、下の写真の三岐鉄道東藤原に出入りしている車両はデカハッチ化されているため、このタイプはまたいつか・・・
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「坂祝 2007年」


参考文献 
RailMagazine339 2011年12月 プロフェッサー吉岡の貨車研究室 第52回 吉岡心平 著
RailMagazine357 2013年06月 プロフェッサー吉岡の貨車研究室 第69回 吉岡心平 著
RailMagazine358 2013年07月 プロフェッサー吉岡の貨車研究室 第70回 吉岡心平 著


posted by つかさ at 00:13 | Comment(0) | とまれみよ販売所

2021年08月13日

とまれみよ販売所 HO タキ1900(東藤原タイプA,B)コンバージョンキット

販売サイトはこちらから

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「写真左がA、右がB」

このキットはTOMIX製 HO-737 タキ1900形キットAを用いて、三岐鉄道東藤原を拠点とした小野田セメント、太平洋セメント所有タイプを作るためのパーツセットです。

<ご注意>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この製品は水洗い光造形レジン成形品(2次硬化済み)です。 
壊れやすいため、取扱いに注意し、直射日光は避けて保管してください。
洗浄は通常不要ですが、洗浄は流水で行い1日以上日陰干しをしてください。
接着はゴム系接着材などをご利用ください。

(個人の趣味で作成しているもので、商品説明文中にある企業様とは何の関係もありません)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

製品への問い合わせはこちらのアドレスへメールでお願いします。

info.tomaremiyo.net@tomaremiyo.sakura.ne.jp


<タキ1900 東藤原タイプ AとBの違い>

タイプAとタイプBは形態違いで、車番は
 タイプA:タキ71986〜タキ71999、タキ81900〜81925 の 40両(川崎製)
 タイプB:タキ112452〜タキ112474 の 23両(日車製)
が該当します。

81905.JPG
「タイプA タキ81905」

112459.JPG
「タイプB タキ112459」

細かい形態差は沢山ありますが、ひとまず大きな形態差は、
 1.ランボード上の手すりの長い側が A:4ブロック、B:5ブロック
 2.小型ハッチの形態 A:Tomix製品そのまま利用、B:専用ハッチ
 3.タンク台形態 A:小型タンク台(Tomix製品そのまま)、B:大型タンク台
 4.エアスライド用配管 A:専用配管パーツ付属、B:Tomix製品そのまま利用
 5.デッキ手すり形状(非ハンドブレーキ側)
などがあります。

AB1002.JPG
「写真左がA、右がB」

A1003.JPGB1003.JPG
「エアスライド配管周り 左:A 、右:B」

タンク体から伸びて台枠に繋がっている管がタイプAの特徴となるエアスライドへ空気を送る配管です。

また、A,Bそれぞれの中でも形態差がありますが、それは後述。


<タキ1900 東藤原タイプA 2両セット内容>

セットに封入している内容は2両分で下写真の通り
a000.JPG
 ・タンク体A上部      *2
 ・大型ハッチ          *2+予備
 ・空気配管(上下)     *各2+予備
 ・エアスライド配管     *4+予備
 ・梯子           *4+予備
 ・大型社名板        *4+予備
 ・タンク座 デッキふさぎ  *4+予備
となります。

<タキ1900 東藤原タイプB 2両セット内容>

セットに封入している内容は2両分で下写真の通り
b000.JPG
 ・タンク体B上部     *2
 ・大型ハッチ         *2+予備
 ・小型ハッチ         *4+予備
 ・空気配管(下)     *2+予備
 ・梯子          *4+予備
 ・大型社名板       *4+予備
 ・タンク座 左右     *各4+予備各1
 ・タンク座 デッキふさぎ *4+予備
 ・デッキ手すり      *2+予備
となります。


また、それぞれ社紋社名は付属していません。私は自作シールで再現しました。このあたりを参考に各自工夫でお願いします。


<TR225 別売り2両分>

TR225は太平洋セメント所有車を再現する際に必要なパーツです。

TOMIX製TR41の台車枠をこのパーツと差し替えるだけでTR225を再現できます。
また、応加重弁も付属します。


「TR225のセット内容」
セット内容は台車枠2両分8個+予備、応加重弁が2両分2個+予備です。


<タキ1900 東藤原タイプ 組立て方>

組立て方は長くなってしまったのでページを分けました。 下記リンク先のページを確認してください。

タキ1900東藤原タイプA組立図.jpg

タキ1900東藤原タイプB組立図.jpg


<タキ1900 東藤原タイプ 完成写真>
〇東藤原タイプA

A1001.JPG
「タイプA 太平洋セメント」
A1002.JPG
「タイプA 太平洋セメント 上から」

社名板を太平洋セメントにする際は、セット付属の大型社名板を用いて、台車は別売りのTR225にします。

A1011.JPG
「タイプA 小野田セメント」

小野田セメント時代は台車をタキ1900キット付属のTR41(板バネ)にします。社紋社名板もキット付属のものを用いますが、社名板は少し長いため、梯子に干渉しないように右側をカットしてください。


〇東藤原タイプB

B1001.JPG
「タイプB 太平洋セメント」
B1002.JPG
「タイプB 太平洋セメント 上から」
こちらも社名板を太平洋セメントにする際は、セット付属の大型社名板を用いて、台車は別売りのTR225にします。

B1011.JPG
「タイプB 小野田セメント」

小野田セメント時代は台車をタキ1900キット付属のTR41E(コイルバネ)にします。社紋社名板もキット付属のものを用いますが、社名板は少し長いため、梯子に干渉しないように右側をカットしてください。

〇タイプAとタイプB
AB1001.JPG

冒頭に乗せたタイプAとタイプBの並びです。みなさんは違いを見分けることが出来るようになりましたか?

ちなみに私は以前からたくさんの太平洋セメントタキを撮っていましたが、これを作り始めるまで違いを正確に把握できていませんでした。ホント細かい違いですよね〜


ということで、最後はタイプAとBのプロトタイプとなった実車写真を更に同タイプ内での形態差と合わせてご紹介します。

<東藤原タイプA プロトタイプ実車写真>
その前に、東藤原のタキ1900はハッチから伸びる配管が編成で必ず同じ側に揃い、
JR富田から見える側の向かって右側だけに配管がきます。(反対サイドにはありません)

これを覚えておかないと、更に細かい形態差を把握するのが難しくなるので、しっかりと押さえておいてください。

71986.JPG
「タイプA タキ71986 2019/6 富田」
このタイプでの最若番です。よく見ると他車と比べ「形式タキ1900」の文字の位置が高いです。

81905.JPG
「タイプA タキ81905 2018/10 富田」
上のタキ71986と同形で形態差はありません。

81900.JPG
「タイプA タキ81900 2008/10 場所どこだっけ?」
これも上の2両と同形で形態差はありません。が、比較するとハッチから伸びる配管が見えません。

つまりこの写真は富田から見えるサイドとは逆サイドを撮っており、こちらはハッチからの配管が無い側です。



81925g.JPG
「タイプA タキ81925 2019/6 富田」
1枚目のタキ71986と同じ場所で撮っていますが、タイプAの中でも少数(たぶん3,4両?)の形態差です。

よく見ると車体全体の向きが前3両とは反対なので、車体を同じ向きにするとハッチからの配管が逆に出ることになります。
(ハッチのハンドルの位置、ブレーキハンドル手すりの位置などで分かります)

ただ、前述の通りハッチからの配管は全車同じサイドへ出るため、車体の向きが逆となります。

<東藤原タイプB プロトタイプ実車写真>
112459.JPG
「タイプB タキ112459 2018/10 富田」
タイプBをすんなり組むと、この写真と同じ112456〜112474までの20両を作ることが出来ます。
それはつまりどういうことかというと・・・

112455.JPG
「タイプB タキ112455 2019/1 富田」
この写真と同じタキ112452〜112455までの4両は上の写真に示すタイプとは若干異なるのです。
ほんと些細な差ですが、ハッチから伸びる配管が曲がる位置が違います(笑)

この4両を作るにはタイプAの配管の余りを用いてください。

112455_2.JPG
「タイプB タキ112455 2006/8 東藤原」
小野田セメント表記時代の写真で、富田とは逆サイドです(ハッチの配管が無い側です)。
台車もTR225への振り替えが始まっていないので、元のTR41Eです。

112471.JPG
「タイプB タキ112471 2019/1 富田」
これは1枚目と同じ形態です。

112473.JPG
「タイプB タキ112471 2019/6 富田」

これも1枚目と同じ形態。当時これをHOで作るなんて露程も思っていなかったため、こういう真横からの写真ってあんまり撮ってないんですよね。
たまたまあった1枚が非常に役に立ちました。

<タキ1900東藤原タイプ ギャラリー>
IMG_0055.JPG
「左からタイプB タキ112468、タイプB 112464、タイプA タキ81909  2008/10」
社名板が太平洋セメントへ変わり始めた頃で丸い社紋板の跡が見えます。
またタイプBの2両はTR225へ振り替えられておらず、タキ81909のみTR225になっています。

IMG_0120.JPG
「坂祝 2007/2」
上の2008年と異なり2007年は小野田セメント時代のものです。CT車と混結での小編成はいいですね。

IMG_1654.JPG
「東藤原 2005/10」

IMG_1658.JPG
「東藤原 2005/10」

IMG_1845.JPG
「末広橋梁 2005/10」

IMG_0041.JPG
「坂祝 2007/2」

DSC00273.JPG
「富田 2018/10」
タキ1900が8両と再現しやすい編成です。

DSC02914.JPG
「富田 2019/7」
DD51もDF200へと置き換わりました。

参考文献 RailMagazine339 2011年12月 プロフェッサー吉岡の貨車研究室 第52回 吉岡心平 著
     RailMagazine362 2013年11月 プロフェッサー吉岡の貨車研究室 第75回 吉岡心平 著

posted by つかさ at 18:47 | Comment(0) | とまれみよ販売所

HO タキ1900(東藤原タイプA)組み立て方

ここはタキ1900東藤原タイプAの組み立て方です。
商品の説明は下記リンクをご確認ください。AとBの違いなども説明しています。


タイプBの組み立て方は下記リンクからご確認ください。

〇タイプA
タキ1900東藤原タイプA組立図.jpg
「組立図」

まずは台枠から説明します。

a001.JPG
「タイプA台枠構成」
タイプAの台枠は、上の写真手前にある「タンク台兼穴ふさぎ」を取り付ける以外、製品ほぼそのまま組みます。

a002.JPG
「穴ふさぎ」
穴ふさぎ板は一段低くなっている部分がのりしろになります。緩い場合はここをゴム系接着剤で固定してください。

a003.JPG
「タイプA台枠完成」
吐出口は製品のものをそのまま取り付けます。

続いてタンクの組立です。

a101.JPG
「タイプAの部品構成」
タンク下部は製品をそのまま使います。太平洋セメントにする際は社紋板を取り付ける穴を埋めてください。



002.JPG
「タンク下部組立(写真はチチブ所有車用ですが構造は同じです)」
組立はゴム系接着剤で行いウエイトもこのタイミングで取り付けます。


003.JPG
「タンク上部組付け(写真はチチブ所有車用ですが構造は同じです)」

タンク下部の爪は左右で間隔が異なり、これによりタンク上部の前後向きが決まります。
タンク上部の片側を下部に掛けたら、タンク上部を押して狭めてやりながら下部にはめてください。

タンク上下のと鏡板の接合もゴム系接着剤で行っています。

a102.JPG
「タンクを組みました(タイプA)」


a103.JPG
「デカハッチの取り付け(写真はタイプA)」

デカハッチ周囲のステップの切欠きが大きい方をデカハッチのヒンジが向くように取り付けます。

a104.JPG
「小ハッチの加工(タイプAのみ)」

タイプAは元のハッチをそのまま使います。小ハッチを取り付ける前に写真のように干渉部分を切り取ってください。
また四角い穴はハッチ受け板をはめます。

a105.JPG
「エア管取付(タイプA)」

タイプAはハッチから伸びる部分も別パーツになっています。

デカハッチのハンドル側にエア管が出るようにゴム系接着剤で取り付けます。(一部車両は反対向きもあります)

社名板はこのタイミングより塗装後の方が良さそうです。
小野田セメントにする場合は社名板が長いため、梯子と干渉する右側を切り取ってください。

a107.JPG
「タンク体完成」


ここまで来たら車体を塗装し、いよいよ台枠とタンク体を接合して完成させます。

台枠とタンクの向きは、タンク体デカハッチのハンドル側サイドを正面にした際に、ブレーキハンドルが右側に来るようにします。

a201.JPG
「塗装完了」
塗装はクレオスのウイノーブラックを使ってみました。
発色も良く、つやが全検出たてな感じになります。ここからウェザリングをするので、とりあえずテカテカのまま組立てます。


a202.JPG
「エアスライド配管」
丁字型のパーツがエアスライドへ空気を送る配管です。

横長の部分をゴム系接着剤で台枠に貼り付け、左右位置は左端がタンク体中央に刺さっているよう取り付けます。

a203.JPG
「梯子取付」
梯子はランボード下の角穴に差し込みます。
梯子が折れやすいので架線注意の表記が入る部分を押して取り付けてください。


これで台車を取り付けたら完成です。TR225の応加重弁はエア管と反対サイドの向かって左側台車へ取り付けます。

A1001.JPG

「完成!」

A1011.JPG
「反対サイド 小野田セメント」


71986.JPG

81900.JPG

posted by つかさ at 18:28 | Comment(0) | とまれみよ販売所

HO タキ1900(東藤原タイプB)組み立て方

ここはタキ1900東藤原タイプAとBの組み立て方です。
商品の説明は下記リンクをご確認ください。AとBの違いなども説明しています。


タイプAの組み立て方は下記リンクからご確認ください。

〇タイプB
タキ1900東藤原タイプB組立図.jpg
まずは台枠の組み立て方から

b001.JPG
「タイプB 台枠構成」

タイプBの台枠は側面の大型タンク台を付けるために、元の車票差しなどのモールドを切り取ります。

012.JPG
「側面タンク座」

側面タンク座は元のタンク座に接着します。
元のタンク座のリブにパーツのスリット部が当たり位置決めが出来ます。(赤丸部分)

013.JPG
「手すり取付」

デッキ目隠し板は手すりパーツの赤丸部分が干渉するので、手すりの赤丸部分を少し短めに切り出してください。

014.JPG
「タンク座と手すり取付」

ブレーキハンドルの反対端面には門型手すりパーツを接着します。デッキ目隠しパーツはデッキとツライチになるようにはめてください。

b002.JPG
「タイプB台枠完成」

<タンクの組立>

タンク下部は製品をそのまま使います。太平洋セメントにする際は社紋板を取り付ける穴を埋めてください。

001.JPG
※Bのみ タンク下部補強リブ除去」
上が製品のまま、下が補強リブ除去後です。

タイプBはここは側面タンク座に掛かるため、外側リブの上に出てくる部分(大体上半分)を除去します。
除去後は除去部分にやすり痕があります。

また、Bは鏡面手すりも無いため、手すり取付穴を埋めてください。


b101.JPG
「小ハッチ取付(タイプB)」
タイプBはパーツセット付属のハッチを利用します。取付向きは足の形で決まるので良く見て差し込んでください。


b102.JPG
「エア管取付(タイプB)」
タイプBはハッチから伸びている管が一体モールドされていますので、エア管下部をランボードの足にくぐらせて取り付けます。
(写真奥はタイプAのエア管を流用してBの別バージョンを作りました)

ここまで来たら車体を塗装します。


<車体の組付け>
塗装が終わったら、いよいよ台枠とタンク体を接合して完成させます。
b201.JPG
「台枠の向きとタンクの向きを確認してください」
エア管がある側を向いた際にブレーキハンドルが右側に来るように組付けます。

b202.JPG
「梯子、エアスライド配管、社名板取付」
エアスライド用配管はキット付属のものを利用します。梯子はランボード下のボスに差し込んでください。

B1001.JPG
「完成!」

B1011.JPG
「上と反対側 小野田セメントにしてみました」

112471.JPG

112455_2.JPG
posted by つかさ at 18:26 | Comment(0) | とまれみよ販売所

2021年07月08日

JNMA2021 ディーラー初参加

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「JNMA2021」

今まで1年に1度のお買い物をしに行く場だったJNMAへついにディーラーとして参加してきました。

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「とまれみよ X ゆかり模型」

当日はゆかり模型さんとの共同出展です。初めての出店なので仲間がいてくれる事ほど心強いことはありません。

が、ふたりとも初出店(笑)何をどうすれば見当もつかないなか、手探りでブースを作りました。

私はなんとオリジナルエプロンまで仕込む気合の入れよう。完全におのぼりさんですね(笑)

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「とまれみよゾーン」

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「作例展示」

思い付きでコンテナで棚を作り上に並べたのですが、まあまあいい感じになったかな。

IMG_6099.JPG
「ゆかり模型さんゾーン」

普段はヤフオクで不定期頒布しているゆかり模型さんがリアルに登場ということで、こちらも盛況でした。

最後に、このコロナの状況下の中でも感染防止に協力いただきながら足を運び手に取っていただいた皆様と主催の皆様へお礼申し上げます。

来年こそは、かつての人混みが帰って来ることを願ってやみません。


posted by つかさ at 23:37 | Comment(0) | とまれみよ販売所

2021年06月30日

とまれみよ販売所 HO タキ1900(武州原谷・三ケ尻タイプ)コンバージョンキット TR225付 1両分



<タキ1900 武州原谷・三ケ尻タイプ>

IMG_7151.JPG


このキットはTOMIX製 HO-737 タキ1900形キットAを用いてチチブセメント所有タイプ(タキ112628〜112667)を作るためのパーツセットです。

105.JPG

セットに封入している内容は1両分で下写真の通り

IMG_6058.JPG

 ・タンク体上部   *1
 ・渡り板 左右   *各1+予備各1
 ・手すり 左右   *各1+予備各1
 ・タンクハッチ   *3+予備
 ・空気配管     *2+予備
 ・梯子       *1+予備
 ・社紋板      *2+予備
 ・社名板      *2+予備
 ・タンク座 左右     *各2+予備各1
 ・タンク座 デッキふさぎ *2+予備
 ・デッキ手すり   *2+予備
 ・吐出口      *2+予備
 ・TR225台車枠    *4+予備
 ・応加重弁     *1+予備
 となります。

TR225は付属しています。また、社紋社名は私は自作シールで再現しました。このあたりを参考に各自工夫でお願いします。

102.JPG



<TR225 別売り2両分>

TR225は様々な貨車に使用されているため、単品2両分での販売も行います。


TOMIX製TR41の台車枠をこのパーツと差し替えるだけでTR225を再現できます。
また、応加重弁も付属します。


「TR225のセット内容」

セット内容は台車枠2両分8個+予備、応加重弁が2両分2個+予備です。


<ご注意>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この製品は水洗い光造形レジン成形品(2次硬化済み)です。 
壊れやすいため、取扱いに注意し、直射日光は避けて保管してください。
洗浄は通常不要ですが、洗浄は流水で行い1日以上日陰干しをしてください。
接着はゴム系接着材などをご利用ください。

(個人の趣味で作成しているもので、商品説明文中にある企業様とは何の関係もありません)
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製品への問い合わせはこちらのアドレスへメールでお願いします。

info.tomaremiyo.net@tomaremiyo.sakura.ne.jp




<タキ1900 武州原谷・三ケ尻 組立て方>

〇タンク体組立
タキ1900武州原谷・三ヶ尻タイプ タンク体組立図.jpg
001.JPG
「タンク下部補強リブ除去」
上が製品のまま、下が補強リブ除去後です。

ここは側面タンク座に掛かるため、外側リブの上に出てくる部分(大体上半分)を除去します。
除去後は除去部分にやすり痕があります。

全部除去しないのは組み付けてしまえば見えないからという単なる手抜きです(笑)

002.JPG
「タンク下部組立」

組立はゴム系接着剤で行いウエイトもこのタイミングで取り付けます。

003.JPG
「タンク上部組付け」

タンク下部の爪は左右で間隔が異なり、これによりタンク上部の前後向きが決まります。

タンク上部の片側を下部に掛けたら、タンク上部を押して狭めてやりながら下部にはめてください。

004.JPG

「上下取り付け後」

上下の接合もゴム系接着剤で行っています。多少力が掛かるためしっかり接着するようにしてください。

この後鏡板を接着します。

005.JPG
「鏡板にはステップ取付穴を開けておきます」
穴は1mmで開けるとキツくはまるくらいになります。具合を見て調整してください。

006.JPG
「上回り組付け後」

鏡板はタンク体上端に揃うように接着して取り付けてください。

いったん接着剤が乾くのを待つため、ここで下回りの組付けに進みます。


〇台枠組立
タキ1900武州原谷・三ヶ尻タイプ 台枠パーツ組立図.jpg
010.JPG
「不要部分カット」

票差しや板部分、台枠下部のハンドル取付ボスを写真のように除去します。011.JPG
「パーツ構成」

コンバージョンパーツは写真のものを取り付けます。

012.JPG
「側面タンク座」

側面タンク座は元のタンク座に接着します。
元のタンク座のリブにパーツのスリット部が当たり位置決めが出来ます。(赤丸部分)

013.JPG
「手すり取付」

デッキ目隠し板は手すりパーツの赤丸部分が干渉するので、手すりの赤丸部分を少し短めに切り出してください。

014.JPG
「タンク座と手すり取付」

ブレーキハンドルの反対端面には門型手すりパーツを接着します。デッキ目隠しパーツはデッキとツライチになるようにはめてください。

015.JPG
「吐出口組立」

ウサギの顔みたいな形をしたパーツが吐出口ふたです。

016.JPG
「組立後」

これもゴム系接着剤で組付けます。ウサギの耳部分が台枠下部のハンドル取付ボスと干渉しないように、前述の通り台枠下部の干渉部分を除去してください。

017.JPG
「台枠組立完了」

これで台枠が組立て終わりました。


〇上回り組立

021.JPG
「組立てたタンク体にこれらパーツを組付けます」

022.JPG
「社紋、社名板」

社紋板は外側の穴を埋め、内側の穴に社紋板のボスが入るように取り付けます。

023.JPG
「ハッチ取付」

ハッチはボスと穴の形で向きが決まるようになっています。

024.JPG
「空気管取付」

空気管下端がテーパーになっており、差し込んでからキュっとはまる位置まで差し込んでください。

025.JPG
「空気管の向きに注目」

空気管の短い方は長いランボード側へ向くのが大半のようです。

これらパーツはそれぞれゴム系接着剤で取付けてください。

026.JPG
「渡り板取付」

渡り板は左右で形が異なりますが、双方長いランボードへつながる向きで取り付けます。

027.JPG
「梯子なし側」

手すりがぐらつかない様に、手すり端面にも接着剤を付けると良いです。

028.JPG
「梯子あり側」

029.JPG
「梯子取付」
梯子は渡り板裏側のボスにスライドして差し込むように取り付けます。

030.JPG
「梯子てすり」

梯子手すりはランボード手すりに引っ掛けるように接着します。


最後にこのタキ1900最大の見せ場、手すりの取り付けです。

031.JPG
「手すり切り出し」

手すりは保護枠にくっついていますので、ニッパーで上の写真のように切り出してください。

特に保護枠の足(太い部分)と手すりの足(テーパ部分)とを間違えないよう気を付けてください。

032.JPG
「手すりをはめる」

手すりには右用、左用があり、このように差し込んで取り付けます。
固定はゴム系接着剤で接着してください。

033.JPG
「差し込む際は」

テーパ部分の出っ張っている部分の上をピンセットでつまんで押し込むと安全に差し込めます。それでも折れやすいのには変わりないので十分注意して作業してください。

034.JPG
「手すり取付完了」

035.JPG

これで塗装前組立は完了です。セミグロスブラックなどで塗装をしてインレタを貼り、組付けたら完成です。

なお、社名社紋は他製品と同様に付属しませんので、各自工夫してください。
今回もこちらの方法でシールを作りましたが、粘着力が弱いためゴム系接着剤で貼り付けています。

<追記>
IMG_7150.JPG
「この部分不要です」

あとから気づいたのですが、手ブレーキが無い側のデッキは山型手すりと梯子は実車についておらず不要でした。

103.JPG

<実車例>

このタキ1900チチブセメント所有車はタキ1900の中でも比較的再末期のロットに属し、昭和53年製造のタキ112628からタキ112667までの40両が該当します。

IMG_0497.JPG
「友部」
片側サイドはこのようにタンク全長にわたってランボードが備わりますが

IMG_0081.JPG
「武州原谷」
反対サイドはハッチがある部分のみにランボードが備わります。このような左右での表情の違いがこのチチブセメント所有タキ1900の魅力ですね。

なお、武州原谷でこの向きが見れるのは極僅かで、ほとんどの車両が武州原谷からは長いランボードが見える向きでした。

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「和銅黒谷」

IMG_0066.JPG
「編成例」
前からタキ1900*3、ホキ5700、タキ12200、タキ1900、ホキ5700*3、タキ1900*2(ここまでチチブ所有)、タキ1900*4(明星セメント)

ステッカーHO.jpg

参考文献 RailMagazine339 2011年12月 プロフェッサー吉岡の貨車研究室 第52回 吉岡心平 著

posted by つかさ at 18:09 | Comment(0) | とまれみよ販売所