PLUMの201系は「HOのプラキット」ということでぜひ組んでみたいと買ったのですが、しばらく放置してしまいました。
いつもの未完積み上げなのですが、2022年ゴールデンウイーク特にどこか出かけることも無く自分は有給突っ込んで10連休、家族は平日は仕事か学校ととーちゃん一人だけヒマを持て余しそうなので、10連休もあればほぼ完成するだろーってことで突然作り始めたのでした。
(結果は出かけたりしてあんまり作業できず、でも5月中には完成できました)
「箱をあけました」
箱もでかいですが、ボリューム満点のランナーがガサガサ入っています。
さて組むか〜と思って開けたものの、説明書をよく読むと組立る前に塗装が必要な構成でした。
(つまり板キット感覚で言う「組立」はほぼ不要でいきなり塗装工程に入れる)
そんなわけで、組立方針は
・ほぼ素組でキットを活かし、手すりの真鍮線化は前面のみ
・ライト点灯化、室内灯点灯化
として、そこから作業手順を考えると
1.車内塗装(室内灯点灯化すると車内がオレンジじゃ萎えるから)
2.車外塗装(窓開口部を室内よりマスキングするため)
3.屋根周り塗装組立
4.室内塗装組付け
5.床下組立塗装(これは何番目でもOK)
6.車体全パーツ組立
といった流れです。
脳内会議が長くなりましたが、やっと作業開始します。
@車内塗装
「そのまま室内灯を入れると透けます」
これだと室内灯を点灯させたらカッコ悪いので、内側から遮光を兼ねて銀色を塗ります。
「銀を塗って」
「透けなくなりました」
遮光なら黒でもいいのですが、ここで銀にしたのがミソで
「室内ドア部分をマスキング」
室内のドアの大きさに合わせたマスキングシートを切り出してドアの位置に貼ることで、ステンレスのドアを表現しました。
ちなみに切り抜いたマスキングシートの大きさはそれっぽく、精密に位置合わせするが結構難しいため、マスキングシートを貼る位置もドアに合わせてだいたいで貼っています。(どうせ覗き込んだ時にドア部分が銀になっていればいい程度なので大外れしなければOKなのです(笑))
「続いて乗務員室」
乗務員室扉も含めてドアの銀をマスキングしたら乗務員室の淡緑を塗ります。
「淡緑部分をマスキング」
尾灯上の手すりだけは0.3mm真鍮線に交換しておきました。
ここで運行表示器部分に黒を塗るのが手順的にはオススメです、自分は塗り忘れていました。
またライトボックス部分は光源が近いので運行表示器と行先幕の側面が透けやすく、念入りに遮光の銀を吹いておいた方が良いです。
「この写真は朱色1号を塗った後から黒を塗ったので、マスキング範囲が大きくなっちゃいました」
室内塗装の最後に車内デコラ板のクリームを塗りました。
(塗った写真を撮り忘れ(笑))
「室内全塗装後のマスキング」
室内塗装が終わったら、開口部すべてに車内からマスキングを行い車体色(オレンジ)塗装に備えます。
A車外塗装
車体色の朱色1号はガイアカラーの朱色1号を用いました。4両編成には十分な量が入っています。
「朱色1号塗装&内側マスキングはがし後」
ガイアの朱色1号は発色が良いのでサッと塗り終わりました。
車体色がそこそこ良いオレンジなので塗装無しでもいけるかな〜なんて思ってましたが、塗ってみるとやっぱり質感が全然違いますね。塗った方が断然カッコイイです。
ちなみに、妻窓のふさぎ板は側面ガラスパーツを入れる際に邪魔となるので、このタイミングでは接着してはいけません。(接着して難儀しました(汗))
車体を塗装したら、靴ズリに銀を塗装します。
「靴ズリにマスキング」
銀のマーカーでサッと済ませたいところをグッと我慢してチマチマとマスキングしました。
「靴ズリの銀、塗り終わり」
ブログだと写真2枚であっという間ですが、恐るべきめんどくささです。がんばって乗り越えましょう(泣
このあたりから細かい作業が続いて、ずいぶん手間かかったのに大して変化ないなぁと、手にかけた時間と完成度が比例しなくなってきます。
「デカール貼り」
細かい表記入れが続きます。
車番は付属のデカールではなく世田谷総合車両センターさんの「668 201系電車メタリック車番(HO)中央線」を使いました。
「戸当たりゴム」
戸当たりゴムはツイッターで教えてもらった 模型工房あとりえピクタさんの「PG-02ドアー付き当てゴム(ライトグレー)」を使いました。
細く切り出し済みの極薄シールを貼り付けるだけなのでかなり楽ちんです。
「行燈裏側を開口」
車体塗装前に開けておけば良かったですね、ヒヤヒヤしながら塗装後に開口しました。
細かくドリルで穴を開けてから、ドリル穴をつなげて角穴を開けました。
「裏側を開けておけば点灯化の準備は完了」
これで車体関係の工作は完了です。続いて床下と屋根周り、室内を作ります。
つづく・・・