2022年05月30日

PLUM201系を組む その3

前回のその2まででPLUMのキットとしては組立終わりました。

最終回、その3はライト点灯化です。

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「LED部分を開口」

テープLEDは庄龍鉄道さんのグランライトを利用しています。電子部品屋で一般的に売られている12vテープLEDと比べると、低電圧から明るく点灯するので愛用しています。

テープLEDはつり革を避けて車体屋根裏に仕込むことになるため、LEDの部分に穴を開けました。

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「点灯!」

ここで、車体の写真の右端にあるワニ口クリップ部分まで電線を通し、車体妻面裏に銅箔テープを貼り接点にします。

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「台車接点」

床板の端にも銅箔テープで接点を作っておき、車体をはめると先の車体側接点と接触して車体まで通電されます。

この方法は車体のはめあいがきっちりしているため、結構簡単で確実に通電してくれます。


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「床板の接点と通電」

台車と床板の接点は、台車側はあおそハウス製走行化キットに合わせ、0.3mm真鍮線で適当にばね状の接点を作り、車体の銅箔テープ接点と接触するようにしました。

最後に先頭車のライト点灯化です。
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ライト点灯化基板は中野のレベルアッパーで販売してる、T-CULBさんの201系ライトキットを用いました。

これのおかげでLEDの位置決めに苦慮することなく、気軽に行燈まで含めフル点灯させることが出来ました。


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「これにて本当に完成!」

尾灯の点灯に連動して乗務員室灯が点灯するようにしました。これはライトキットに無い機能なので、追加でLEDを仕込むことになりますが、効果的で気に入っています(とはいえUトレとかの完成品はあたりまえにそうなってるんですよね)

最後に走行シーンをご覧ください。
R550のカーブからのR720のS字も難なく安定して駆け抜けます。

これで人に自慢したくなる201系が出来上がりました (^ ^)



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2022年05月27日

PLUM201系を組む その2

前回のその1では、下の1と2まで進みました


ここまでできれば、この後の
 3.屋根周り塗装組立
 4.室内塗装組付け
 5.床下組立塗装(これは何番目でもOK)
 6.車体全パーツ組立
は進みは意外と早いです。

B屋根周り組立

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「まずはベンチレーターから」

ベンチレーターは外装と内部の羽部分とが別パーツになっています。ここで頂けないのはランナーゲート。
外装側面にブっささってるため、ランナーバリ取り必至。

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「切り出してバリ取り×24個」

アンダーゲートだったらランナーに付いたまま塗装して切り出せばいいのに、なんでこうしちゃったの〜とブツブツ文句を言いながら、チマチマと作業を進めました。ああめんどくさい。

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「続いてパンタグラフ」

なんとも珍しい(というか、鉄道模型キットにはありえない)プラスチック製組立パンタ。

これをIMONパンタにすれば当然すっきりして一段カッコイイ201系になるのは分かりきっているのですが、ここであえてこのパンタを使ってみることに。自分にはチープな車体も高級パンタを載せれば見違えるという教義があるのですが、今回は敢えて不適用です。

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「組立ました」

組立を塗装前にするか塗装後にするか悩んだ末に、組立に一部接着が必要なので組立してから塗装することにしました。

自分でパンタを組み立てるのってのは面白いですね。

プラ製パンタなので多少線は太いですが、塗装して屋根に乗っければ悪くないです。

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「屋上機器各種塗装」

 ・屋根:GM No.35 ダークグレー
 ・ベンチレーター、パンタ、避雷器、他:GM No.9 ねずみ色1号
 ・クーラー:クレオス No.8 銀

この辺りの塗料のチョイスはさほどこだわり無く、GM板キット組立のド定番チョイスにしてみました。
(と偉そうに書いているが、手持ち塗料で済ませただけ)

ちなみに、屋根板にパーティングラインが出ているのですが、これはちゃんとやすりで処理するのがオススメです。なお自分はやってません(笑)


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「ヲタクはすぐに組立たくなる」

塗装が終わったら屋根に各種機器を組付けます。屋根を載せるとテンションあがりますね〜

C室内塗装組付け

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「窓サッシを塗ります」
窓サッシの銀は結構量が多くて、更にはみ出すと目立つので結構手間が掛かります。

エアブラシだと全面マスクしなきゃいけなくてそれも大変なので、ここは横着してマッキーの銀で色を塗りました。だけど、はみだしは避けなくてはいけないので、サッシの上下はマスキングしました。

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「ライトリム」
ライトリムも銀を塗ります。ここは目立つのでガンダムマーカーのメッキシルバーを使ってみました。

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「運転台」
運転台は乗務員室の淡緑よりも濃い緑がしていされています。ここはたまたま寄ったボークスで気になったファレホを使ってみました。

水性塗料で使いやすく発色が良いので、今後のワンポイント色差しはこれを愛用しても良さそうです。

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「窓ガラスはめ込み」
窓ガラスに広告デカールを貼ったら(と簡単に書いてますが、量が多くて大変!しかも少し大きめなので、アフターパーツのインレタを使っても良さそうです)窓を車体に取付けます。

ここで注意点、窓ガラスのランナーバリ取りはきれいに取らないと、窓ガラスに隙間が出来て屋根がハマらなくなります。

また、妻板の窓塞ぎ板も側面窓ガラスを取り付けた後に取付けるので、塗装時に固定しないようにしましょう(私はやらかしました)

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「つり革取付」
窓ガラスをはめたら室内屋根につり革を取り付けます。つり革は手抜きの銀一色です。

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「手すり組立」

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「座席と手すり」
座席は未塗装で肘掛部分に銀をペンで塗っただけです。まぁ覗き込まなきゃ見えないもんね

D床下組立塗装

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「あおそハウス製走行化パーツ」

走行化パーツは現在休止中のあおそハウス製を使っているので、あまり参考になりません。

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「走行化パーツ組付け終わり」

この後黒塗装です。

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「TR231」
このキットの大きな特徴でもある台車のディティールを損なうことなく走行化できる、このパーツはとても優秀ですね

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「ディスクブレーキもこの通り」
車輪と一緒に開店するディスクブレーキのパーツも入っているので、TR231のカッコイイ事この上なしです。

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「パワトラ」
パワトラにはDT46の台車枠を取り付けられます。パワトラを付けないDT46はモータとギアボックスまで再現されます。

あおそハウスすげえな!(ステマ)

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「床板を作ります」
パワトラを付けない床板は製品のままです。ちょっと前の真鍮製品よりディティールフルでいいですね。

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「このCP!」
配管も程よく再現されてます。

E車体全パーツ組立

さあ、いよいよ201系を完成に向かって組立です。

といっても、窓ガラスと屋根が組み付いた車体へ、室内と床板を組み付けるだけ。室内は手すりを折らないように気を付けながらねじ込みます。

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「じゃじゃーん!!」

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「見て!この足回り!」

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「201系がちゃんとカッコイイです」

カッコイイ201系がちゃんと完成しました。

完成したのに似てなくて・・なんてこと、一切ありません。これ重要。

1万円ちょっとでこんなにカッコイイ201系が作れるキット、素晴らしいじゃないですか〜

PULMさんサマサマです。これからもこんなカッコいいキットがどんどん出てきてほしいですね
(209系は台車のディティールがオミットされているのがちょっと寂しいなぁ)


そんな訳でキットとしては完成です。このあとその3ではいよいよ電飾です。

posted by つかさ at 21:17 | Comment(0) | [HO]201系(PLUM)

2022年05月23日

PLUM201系を組む その1

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PLUMの201系は「HOのプラキット」ということでぜひ組んでみたいと買ったのですが、しばらく放置してしまいました。

いつもの未完積み上げなのですが、2022年ゴールデンウイーク特にどこか出かけることも無く自分は有給突っ込んで10連休、家族は平日は仕事か学校ととーちゃん一人だけヒマを持て余しそうなので、10連休もあればほぼ完成するだろーってことで突然作り始めたのでした。
(結果は出かけたりしてあんまり作業できず、でも5月中には完成できました)

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「箱をあけました」

箱もでかいですが、ボリューム満点のランナーがガサガサ入っています。

さて組むか〜と思って開けたものの、説明書をよく読むと組立る前に塗装が必要な構成でした。
(つまり板キット感覚で言う「組立」はほぼ不要でいきなり塗装工程に入れる)

そんなわけで、組立方針は
 ・ほぼ素組でキットを活かし、手すりの真鍮線化は前面のみ
 ・ライト点灯化、室内灯点灯化

として、そこから作業手順を考えると
 1.車内塗装(室内灯点灯化すると車内がオレンジじゃ萎えるから)
 2.車外塗装(窓開口部を室内よりマスキングするため)
 3.屋根周り塗装組立
 4.室内塗装組付け
 5.床下組立塗装(これは何番目でもOK)
 6.車体全パーツ組立
といった流れです。

脳内会議が長くなりましたが、やっと作業開始します。

@車内塗装

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「そのまま室内灯を入れると透けます」

これだと室内灯を点灯させたらカッコ悪いので、内側から遮光を兼ねて銀色を塗ります。

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「銀を塗って」

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「透けなくなりました」

遮光なら黒でもいいのですが、ここで銀にしたのがミソで

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「室内ドア部分をマスキング」

室内のドアの大きさに合わせたマスキングシートを切り出してドアの位置に貼ることで、ステンレスのドアを表現しました。

ちなみに切り抜いたマスキングシートの大きさはそれっぽく、精密に位置合わせするが結構難しいため、マスキングシートを貼る位置もドアに合わせてだいたいで貼っています。(どうせ覗き込んだ時にドア部分が銀になっていればいい程度なので大外れしなければOKなのです(笑))

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「続いて乗務員室」

乗務員室扉も含めてドアの銀をマスキングしたら乗務員室の淡緑を塗ります。

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「淡緑部分をマスキング」

尾灯上の手すりだけは0.3mm真鍮線に交換しておきました。

ここで運行表示器部分に黒を塗るのが手順的にはオススメです、自分は塗り忘れていました。
またライトボックス部分は光源が近いので運行表示器と行先幕の側面が透けやすく、念入りに遮光の銀を吹いておいた方が良いです。

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「この写真は朱色1号を塗った後から黒を塗ったので、マスキング範囲が大きくなっちゃいました」

室内塗装の最後に車内デコラ板のクリームを塗りました。
(塗った写真を撮り忘れ(笑))

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「室内全塗装後のマスキング」

室内塗装が終わったら、開口部すべてに車内からマスキングを行い車体色(オレンジ)塗装に備えます。

A車外塗装

車体色の朱色1号はガイアカラーの朱色1号を用いました。4両編成には十分な量が入っています。
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「朱色1号塗装&内側マスキングはがし後」

ガイアの朱色1号は発色が良いのでサッと塗り終わりました。
車体色がそこそこ良いオレンジなので塗装無しでもいけるかな〜なんて思ってましたが、塗ってみるとやっぱり質感が全然違いますね。塗った方が断然カッコイイです。

ちなみに、妻窓のふさぎ板は側面ガラスパーツを入れる際に邪魔となるので、このタイミングでは接着してはいけません。(接着して難儀しました(汗))

車体を塗装したら、靴ズリに銀を塗装します。

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「靴ズリにマスキング」

銀のマーカーでサッと済ませたいところをグッと我慢してチマチマとマスキングしました。

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「靴ズリの銀、塗り終わり」
ブログだと写真2枚であっという間ですが、恐るべきめんどくささです。がんばって乗り越えましょう(泣

このあたりから細かい作業が続いて、ずいぶん手間かかったのに大して変化ないなぁと、手にかけた時間と完成度が比例しなくなってきます。

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「デカール貼り」
細かい表記入れが続きます。

車番は付属のデカールではなく世田谷総合車両センターさんの「668 201系電車メタリック車番(HO)中央線」を使いました。

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「戸当たりゴム」

戸当たりゴムはツイッターで教えてもらった 模型工房あとりえピクタさんの「PG-02ドアー付き当てゴム(ライトグレー)」を使いました。

細く切り出し済みの極薄シールを貼り付けるだけなのでかなり楽ちんです。

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「行燈裏側を開口」

車体塗装前に開けておけば良かったですね、ヒヤヒヤしながら塗装後に開口しました。
細かくドリルで穴を開けてから、ドリル穴をつなげて角穴を開けました。

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「裏側を開けておけば点灯化の準備は完了」

これで車体関係の工作は完了です。続いて床下と屋根周り、室内を作ります。

つづく・・・

posted by つかさ at 18:00 | Comment(0) | [HO]201系(PLUM)