2023年09月16日

とまれみよ販売所 HO Tエボ東武6050用トイレタンク 車端配管パーツ

販売サイトはこちらから

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このパーツは天賞堂製 T-Evolution 東武6050系用です。床板端のスリットへ差し込むことで無加工ポン付けで車体へ取り付けられます。

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「一番右側はフック掛け兼足掛けパーツです」
モハ用トイレタンク、クハ用床下配管、フック、足掛けパーツがそれぞれ1個ずつ入っています。

※配管部分は材質の性質上非常に折れやすいため、気を付けて取り扱ってください。

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※トイレタンクのフレームは車体をかぶせる際に端部に差し込むように取り付けます。こちらも折れやすいため十分注意してください

<ご注意>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この製品は水洗い光造形レジン成形品(2次硬化済み)です。 
壊れやすいため、取扱いに注意し、直射日光は避けて保管してください。
洗浄は通常不要ですが、洗浄は流水で行い1日以上日陰干しをしてください。
接着はゴム系接着材などをご利用ください。

(個人の趣味で作成しているもので、商品説明文中にある企業様とは何の関係もありません)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

製品への問い合わせはこちらのアドレスへメールでお願いします。

info.tomaremiyo.net@tomaremiyo.sakura.ne.jp

クハ側トイレタンク
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モハ側配管、中間連結器箱


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フック、足掛け
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下の写真を参考に、長いほうはモハへ、短いものはクハへ取り付けます。
取り付け方は各自工夫してください。

(私は四角い根本側面にゴム系接着剤をつけて、車体角へ貼り付けました。)


posted by つかさ at 11:43 | Comment(0) | とまれみよ販売所

2023年08月23日

とまれみよ販売所 HO タキ1900(東藤原タイプK)コンバージョンキット

販売サイトはこちらから

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「タイプKは金田常備の渡り板付き車両が東藤原へ転属した形態です」


このキットはTOMIX製 HO-737 タキ1900形キットAを用いて、三岐鉄道東藤原を拠点とした小野田セメント、太平洋セメント所有タイプを作るためのパーツセットです。

<ご注意>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この製品は水洗い光造形レジン成形品(2次硬化済み)です。 
壊れやすいため、取扱いに注意し、直射日光は避けて保管してください。
洗浄は通常不要ですが、洗浄は流水で行い1日以上日陰干しをしてください。
接着はゴム系接着材などをご利用ください。

(個人の趣味で作成しているもので、商品説明文中にある企業様とは何の関係もありません)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

製品への問い合わせはこちらのアドレスへメールでお願いします。

info.tomaremiyo.net@tomaremiyo.sakura.ne.jp


<タキ1900 東藤原タイプK 車番対応表>

対象となる車番は下図を参考にしてください。※現存車番は2022年6月時点です
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<タキ1900 東藤原タイプK パーツセット内容>
セットに封入している内容はタイプK1両分で下写真の通り
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「ここに渡り板手すりパーツも付きます」


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「パッケージです」

また、それぞれ社紋社名は付属していません。私は自作シールで再現しました。このあたりを参考に各自工夫でお願いします。


<組み立て方>

タキ1900東藤原タイプK組立図.png

タキ1900東藤原タイプCDK共通下部組立図.jpg
「画像をクリックすると拡大します」

上記図を参考にしながら、詳しい加工方法はこちらの東藤原タイプC,Dの組み立て方を参照してください。

違いはタンク車端部にわたり板が付くのがタイプKです。

<完成写真>

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「にぎやかなタンク上部が目を引きますね」



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「渡り板がとても目立ちます」


<実車例>
まずは、渡り板脇につく梯子の形態差について(どちらも見づらい写真ですね・・・)

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「はしごの最下段の片側が絞られています」

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「手ブレーキ側はまっすぐの梯子です」

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「タキ111954 (2023.6.15)」

続いて色々な番台の金田渡り板付きタキ1900。実は梯子の形態差が色々あるのですが、今回は1種類にまとめています。

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「タキ91961(2019.1.11)」

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「タキ91964 まだ小野田セメントだった時代の写真です(2005.10.9)」

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「タキ111955 この当時はまだ金田駅常備でした(2008.10.12)」
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「タキ111955 JR富田のホームから見れる側とは反対側の側面です(2008.10.12)」

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「タキ112157(2018.10.29)」

ということで、タキ1900東藤原タイプの改造パーツはA〜Dまで出して、やっと最後にK(金田タイプ)頒布へと漕ぎつけました。

これを機にほかのタイプも一緒にいかがでしょうか。


posted by つかさ at 23:27 | Comment(0) | とまれみよ販売所

2023年06月24日

とまれみよ販売所 HO KATO-DD51用 手すりチェーン

販売サイトはこちらから

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このパーツはKATO製 HO DD51の前面手すり用チェーンパーツです。手すりの間に木工用ボンドやゴム系接着剤などで貼り付けます。


<ご注意>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この製品は水洗い光造形レジン成形品(2次硬化済み)です。 
壊れやすいため、取扱いに注意し、直射日光は避けて保管してください。
洗浄は通常不要ですが、洗浄は流水で行い1日以上日陰干しをしてください。
接着はゴム系接着材などをご利用ください。

(個人の趣味で作成しているもので、商品説明文中にある企業様とは何の関係もありません)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

製品への問い合わせはこちらのアドレスへメールでお願いします。

info.tomaremiyo.net@tomaremiyo.sakura.ne.jp

<取付例>

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保護枠からニッパーで切り出し、手すりの裏側にゴム系や木工用ボンドなどで接着してください。

プラモデル用塗料で塗装可能です。
posted by つかさ at 15:44 | Comment(0) | とまれみよ販売所

2023年05月07日

とまれみよ販売所 ED4010用 FS29台車

販売サイトはこちらから

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「パーツを取り付けて、パンタをイモンのPT42(PA1104)にするとこんなにもかっこよい!」

このキットは天賞堂製 52013 東武ED4010タイプの台車交換パーツセットです。元の台車パーツを取り外し、このパーツに交換します。ほかにはATS車上子や蓄電池箱などの追加パーツも付属しています。


<ご注意>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この製品は水洗い光造形レジン成形品(2次硬化済み)です。 
壊れやすいため、取扱いに注意し、直射日光は避けて保管してください。
洗浄は通常不要ですが、洗浄は流水で行い1日以上日陰干しをしてください。
接着はゴム系接着材などをご利用ください。

(個人の趣味で作成しているもので、商品説明文中にある企業様とは何の関係もありません)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

製品への問い合わせはこちらのアドレスへメールでお願いします。

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<ED4010用 FS29台車 セットの内容>

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「台車のほかに小パーツが入っています」

内容物は下記の通りです
==================
FS29台車       2個
ATS車上子     2個
蓄電池箱      1個
空気配管      1個
つなぎ箱       1個
==================


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「台車パーツ」

左が製品そのまま、右がこのパーツのFS29台車です。見ての通り全く別物ですね。
元の台車パーツを外してそのまま取り替えられます。

元の台車パーツは車体に台車本体を付けたまま、グレーのパーツの端面にかかる爪を外すと取り外せます。

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「小物」

取付方法は下の写真を参照して、ゴム系接着剤などで貼り付けてください。

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「小つなぎ箱側」

はしご脇の小さい箱は床下にモールドされたブレーキシリンダを隠すように取り付けます。
また、蓄電池箱もこちら側に段差が来るようにしてエアタンク中央に貼り付けます。

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「エア配管」

配管箱は写真の通り床下の張り出しにはめます。
ATS車上子は向かって右側に少しオフセットするように、カプラーポケット裏へ取り付けます

<ED4010追加パーツセットの内容>

モデルワムのロストワックス製FS29台車を持っており、台車枠は要らないという方向けに小パーツセットも用意しました。
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<実車
ED4010の実車はありがたいことに、日光市は今市にある漬物屋さん「日光のけっこう漬け本舗」さんの森友バイパス店で保存されており今でも実物取材ができました。

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posted by つかさ at 22:32 | Comment(2) | とまれみよ販売所

2023年01月02日

2023年 あけましておめでとうございます。

昨年後半は単身赴任開始により模型作りがすっかりストップしていました。

そんな訳で今年は全然自分の模型が作れていないな〜と思っていたのですが、振り返ってみると意外とそんなことは無くこんなのを作っていました。

1月 TMSコンペ 準佳作受賞
 今までNコンペしか出したことなかったのですが、1/80へほぼ転向してから満を持してのTMSコンペ。相変わらずの準佳作でした。
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2月 東武トキ
 ED5060に合わせて作った東武トキ。1/80で設計したのちに、そのデータを縮小して1/150も作るという荒業も繰り出しました。
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3月 東武ヨ 3両組立
 3Dばっかり作っていてはんだ付けがしたくなったのでトキに合わせて組立。これでED5060に引かせる貨車がサマになります。
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4月 RM MODELS誌にED5060掲載
 宮下さんの昭和模型工作室にてED5060をたっぷり掲載いただきました。プロのスタジオで撮ったプロの風景付きの写真は自分の作った模型じゃないみたいwとてもよい経験になりました。
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5月 PLUM201系完成
 HOゲージ業界へ新風を巻き起こすPULMのプラキット、組んでみたいですよね。ということで組んでみました。カッコイイです。
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6月 TMS2022年6月号 東武850型掲載
 受賞から掲載まで、最速記録ではと思うほどの速さ。かつてNでは佳作受賞した作品が結局掲載されずじまいだったこともあるため、掲載されてよかったーが最初の感想(笑)
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6月 タキ1900 太平洋バージョン追加
 地味に3Dも続けて太平洋セメントのバージョンを2種類追加
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7月 三岐ED5081,82
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東武ED5060の派生なのですが、スノープロウステーとかデッキ周りは新規に作り直して現行に合わせていたりしてます。

ここまでは、22年前半の成果。ここからは単身赴任が始まり趣味活動のすべてがストップしました。

11月 TMS アニバーサリーチャレンジ掲載
これも前半の積み重ねが実ったものですかね・・・でも嬉しい限りです。
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12月 22年最後に出来上がったのはヲキフ2両、これで鉱石車が20両揃ったのですが、デキが全くの手付かずです
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振り返ってみるとなかなか出来すぎなのでは?というくらい結構頑張ってましたね。時間が経つのがあっという間です。

単身赴任が始まってからは、コロナ以来のテレワーク生活も終わりを迎えて時間が取れないことが増えてきました。

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「8K出力版 ED5060 積層痕削り無しの直サフでこれです」

そんな中でこんなこともやりながら、どれだけ時間を作って模型を作り出せるか、日光からの挑戦は続きます。
posted by つかさ at 10:00 | Comment(0) | 日記

2022年09月14日

引っ越ししました

7月末に引っ越しをしたのでした。

すっかり転勤癖がついて15年ぶり2回目、とまれみよ発祥の地日光です。

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「近所でSLが見れるようになりました」


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「ここはJRか?」

ということで、模型関係は全部引っ越しで持ってきたのですが、部屋が片付かず更には単身赴任のため土日は東京に戻ったりして、なかなか模型作りが進みません。

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「箱ベコベコ・・・」

なのに新機種導入です。


これも疲れて帰った日にうっかりミスで1台Saturnをぶっ壊したから、仕方なく導入なのでした。

なかなか思うようには進まないので、とまれみよの新製品はしばらく停止しそうです。

まずは再生産からがんばります。
posted by つかさ at 23:23 | Comment(0) | 日記

2022年07月18日

とまれみよ販売所 富田のED5081形 5081,5082セット Ver.2

ED5060をベースにパーツを追加して、三岐のED5081形を作りました。


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「左:ED5081、右:ED5082」

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「ED5081と5082で異なるデッキ周りを作り分けています」


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「パッケージは2箱セット。今だけ限定オマケのエッチング板付きです」

Ver.2として車体と屋根が改良品になりました。詳しくは下記リンクをご確認ください(2023/10/09)


作り方は下記のED5060を参考にしてください、ここではED5081のポイントを説明します。



<ED5081の組立ポイント>

1.車体側面の社紋、ナンバー、製造銘板位置ガイドは車体の積層痕処理をする際に一緒に埋めてください。
  また、運転台上のホイッスル差し込み穴も使わないので埋めてください。

2.5060の蓄電池箱の代わりに、床下タンク下にATS車上子を取り付けます。

3.床板のATS車上子は不要です。切り取ってください。

4.デッキは5082がスノープロウステーあり、5081は無しです。
  デッキは5081と5082それぞれ富田側と藤原側の向きがあります。ジャンパ栓受の位置で見分けます

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5.5082のデッキ手すりは不要な縦棒を切り取ってください

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「左:5082用、右:5081用。手すりの縦棒も5082は一番外側を切り落としています」
手前のグレーのパーツはATS車上子です。


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検査表記はJR富田駅から見える側にのみ表示され、反対側面にはありません。


<ED5081形 実車例>

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「富田駅に停車中のED5081、5082」

右側運転台に改造されず三岐鉄道に編入されたため、必ず5081と5082で重連を組んでいます。

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「三岐鉄道ED5081形 ED5081」

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「三岐鉄道ED5081形 ED5082」
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「連結面」

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「左:5081、右:5082 スノープロウステーの有無が分かりやすいです」

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「5081、富田側デッキ」
こちらのデッキはほぼ原形を保っています。(梯子は東武時代から段数が増やされて4段になりました。なおキットは東武時代のまま流用です)

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「エアタンク下のATS車上子」
蓄電池箱が無くなって、ATS車上子が運転台下から移設されました。

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「ワイヤーで引かれてトラバーサーに乗るED5082」
助手席側ワイパーは取り外されています。

posted by つかさ at 00:22 | Comment(0) | とまれみよ販売所

2022年07月08日

ED5060が壊れました



収納箱から出したらED5081とED5060の一部車両が大変なことに(泣


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「車体が屋根板に負けました」

何もしていないのに崩壊した、などといった話で無く、屋根板を車体にギュッと強めに押し込んだのが原因と思われます。(その査証に屋根板が緩くはまっている個体はこの様な事にはなっておらず無事です)


これから組み立てる皆さんは、屋根板が車体に軽くハマるように屋根端面にあるサポート痕部分やライトの切り欠き部分をやすりで削って調整してください。

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「端面を調整してスッと入るようにしてください」

もしくはガッチリ接着してしまうのも良いのかもしれません。
私はギュッと押し込んで固定出来ることに乗じて接着も何もしておらず、やっぱり強く押し込んだのが敗因でしたね・・・


もう組んじゃった方、もしこうなっていたらメールやBOOTHのメッセージなどでご相談ください。

info.tomaremiyo.net@tomaremiyo.sakura.ne.jp


ちなみに・・・

ひび割れはキレイな断面だったので、突き合わせると裂けめがほぼ見えなくなるくらいでした。
自分はとりあえずスーパーXで固着させましたが、なるべく手を加えずにそのまま接着するのが良さそうです。
(一か所は瞬着を流し込んだのですが、案の定白化してしまったので瞬着はオススメできません)


posted by つかさ at 22:03 | Comment(0) | とまれみよ販売所

2022年06月12日

とまれみよ販売所 HO タキ1900(東藤原タイプC,D)コンバージョンキット

販売サイトはこちらから

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「左:タイプC、右:タイプD」


このキットはTOMIX製 HO-737 タキ1900形キットAを用いて、三岐鉄道東藤原を拠点とした小野田セメント、太平洋セメント所有タイプを作るためのパーツセットです。

<ご注意>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この製品は水洗い光造形レジン成形品(2次硬化済み)です。 
壊れやすいため、取扱いに注意し、直射日光は避けて保管してください。
洗浄は通常不要ですが、洗浄は流水で行い1日以上日陰干しをしてください。
接着はゴム系接着材などをご利用ください。

(個人の趣味で作成しているもので、商品説明文中にある企業様とは何の関係もありません)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

製品への問い合わせはこちらのアドレスへメールでお願いします。

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<タキ1900 東藤原タイプ A,B と C,D の違い>
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「写真左からタイプA,B,C,D」

タイプAとタイプBは形態違いで、車番は
 タイプA:タキ71986〜タキ71999、タキ81900〜81925 の 40両(川崎製)
 タイプB:タキ112452〜タキ112474 の 23両(日車製)
が該当します。詳しくはこちら

タイプC,Dは日車製の補強環付きタイプで、タイプCは新製から東藤原常備のためランボード位置が低く、タイプDは厚木や川島、津久見常備のものでランボード位置が高いグループが東藤原に転属しデカハッチに改造されたタイプです。
(金田常備でわたり板が付いたものは、タイプKとして予定しています)

対象となる車番は下図を参考にしてください。
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<タキ1900 東藤原タイプC,D 2両セット内容>
セットに封入している内容はタイプCとタイプDの1両ずつで下写真の通り

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部品表東藤原C,D.jpg

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「パッケージです」

また、それぞれ社紋社名は付属していません。私は自作シールで再現しました。このあたりを参考に各自工夫でお願いします。


<組み立て方>

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タキ1900東藤原タイプD組立図.jpg
タキ1900東藤原タイプCDK共通下部組立図.jpg
「画像をクリックすると拡大します」

<組み立て方 上回り>

部品の組付けは上図の通りに行います。まずはタンク下部パーツのリブ除去から

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「左:リブ除去後、右:リブ除去前」

リブはすべて除去します。中央のでっぱりは四角い部分を残して除去してください。

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「タンク上部を接着」

タンク下部の突起をタンク上部の凹みに合わせ、ゴム系接着剤でタンク上部と下部を接着固定します。


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「タンク鏡板接着、パテ埋め完了」

タンク鏡板を接着し、パテで隙間埋めを行いました。
この際、タンク下部の社名板取付穴を一緒に埋めます。太平洋セメントにする際は社紋板取付穴も埋めてください。

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「補強環取付」

補強環は上部の補強環に合わせてゴム系で貼り付けます。

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「小野田セメント社名板切取り(上)」

小野田セメントにする際は社名板の長さを左右1mmほど切取って、梯子に干渉しないように短縮します。



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「太平洋セメント社名版 取付ボス切取り」

太平洋セメントの社名板は、タンク体の右と左で線対称の取付位置となるため、取付ボスも取付位置に合わせて切取ります。




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「左:タイプC用梯子、右:タイプD用梯子」
梯子は中折れしているか、真っすぐかで見分けます。




大小ハッチをそれぞれ接着してから下記の通り排気管をそれぞれ取り付けます。

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「タイプC排気管取付」
タイプCはハッチから降りる排気管にそろえて接着します。この際排気管が少し長いので上端を1mmくらい切り取ってからゴム系で接着してください




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「タイプD排気管取付」
タイプDは排気管は側面向かって右側のハッチに付きます。

車番によって公式側、非公式側のどちらかに付きます。実車を見てどちら側に付けるか研究してみてください。(ページ最後に実車例を載せます)


<組み立て方 下回り>
これでタンク体の組立は完成。引き続き台枠の組立です。

まず台枠に乗っている、票差しと運用表示板を切り取ってください。
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「これらパーツが台枠に追加されます」

台枠塞ぎ板はデッキ上端にそろえて台枠側に接着します。

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「塞ぎ板取付後」

タンク体を載せると補強環とボルスタの間に台枠塞ぎ板がはまります。

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「ピッタリなので嵌めづらいですが、ちゃんとはまります。落ち着いて作業してください」


<組み立て方 塗装仕上げ>

タンク体、台枠の組立が終わったら塗装を行います。
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「黒塗装後、インレタ貼り付け」

太平洋の社名板はコンビニプリントで作成しました。詳しくはこちら

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「全部塗り終わりました」

ここまでくればあとは楽しい組立です。ここまで大変だったー!

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「エアスライド配管取付」

このタイプの目玉、エアスライド配管はエアタンクとブレーキシリンダを避ける向きで取り付けます。

取付けは吐出口を取りつける前に上の写真のようにタンク体へ貼り付けてください。

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「吐出口取付」

<完成!>

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「完成!!」

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「左:タイプD、右:タイプC」

ランボードの高さの違いに注目してください。


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「タイプC」
タイプDと比べてランボードの位置が低いです。

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「タイプD」
タイプDは小ハッチにつながる排気管の位置が車番によってまちまちです。

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「前から 左:タイプC、右:タイプD」
CとDで社名板の位置は同じため、ランボードの高さの違いが際立ちます。

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「上から 左:タイプC、右:タイプD」
デカハッチ周りのステップ形状もCとDで異なります。

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「左から、タイプA、B、C、D」
タイプA,Bは補強環なし、タイプC,Dは補強環ありですが、梯子の位置もタンク上から見てABは点対称、CDは線対称です。

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「上左:タイプA、上右:タイプC
 下左:タイプB、下右:タイプD」

いろんな種類のタキ1900を並べると三岐貨物編成のガチャガチャ感が出てきました。あとは金田の渡り板付きだけですね。

<実車例>
2007年坂祝での東藤原発送のタキ1900。この頃は小野田セメント表記です。

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「坂祝へはCT車も一緒に運用されていました 坂祝 2007/2」


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「タイプC タキ112169 富田 2019/6」

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「タキ112169 上の写真の反対側 富田 2019/7」
こちら側には排気管がハッチから降りていないのが分かります。

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「タイプC タキ112171 富田 2018/10」

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「タイプC タキ112174 坂祝 2007/2」

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「タイプD タキ111948 2005/10 東藤原」

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「タイプD タキ112159 2019/1 富田(排気管梯子側)」

このタキ112159と下のタキ112164、同じ富田から同じ排気管があるサイドを撮影しています。
この際に手ブレーキ側デッキが上の112159は右に、下の112164は左に来ており、車体の向きが逆になっているのが分かります。

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「タイプD タキ112164 2019/6 富田(排気管梯子と反対側)」

そして、デカハッチの開く向きが手前側か奥側かの違いもあり、デカハッチの開く向きは車体向きにそろっていることが分かり、排気管は必ずJR富田側から見えるサイドに向かって右側に降りてくるのが分かります。

この違いに対応するためタイプDでは排気管上部も別パーツ化して、再現できるようにしました。

しかーし!

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「タイプD タキ112160 2019/1 富田」

このタキ112160は排気管側から見てブレーキ側デッキが左に来るのですが、上のタキ112164とは異なりデカハッチが手前から開きます。

ということで再掲になりますが、タイプDの手ブレーキデッキが右に来るもの、左に来るもの(正向きと記載しています)を下記表から参考にしてください。

CDK車番対応表.jpg

ですが・・・

この番号通りに作っても気づく人はごく僅かでしょうし、
逆に言えば間違えていてもわかる人なんていないので、
気にせず好きなように作ればよいと思います(笑)


posted by つかさ at 13:40 | Comment(0) | とまれみよ販売所

2022年06月11日

とまれみよ製品につきまして(再度のご周知)


・とまれみよ製品は3Dプリンタによる光造形レジン出力品です。

 すべてのパーツはサポートを取り外し、2次硬化まで済ませた状態でお届けしています。

 よってお手元に届いた状態からの太陽光などでの2次硬化は不要です。

 (追加の2次硬化は行わないでください。高靭性レジン製パーツはしなやかさが失われて折れやすくなることがあります

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「サポート外し後、2次硬化中のED5060デッキパーツ」

(なおこの説明文は、これが正解という話ではありません。色々なやり方がある中での「とまれみよ製品はこうしてください」という説明です。

他社様製品について言及するものではありません、それぞれの正しいやり方に従ってください。)


・また、保存は直射日光を避けて保存してください。
 (一般的な鉄道模型の保管と同じで構いません)


・水洗いレジンを材料にしているため、洗浄が必要な際は流水でサッと洗うだけにして、水に浸けて放置することはしないでください。



・2次硬化済みですので、自然にひび割れが起きたり反りが増えてバナナのようになるといったことは概ね起きません。ただし、強い力が掛かかり続けたりなどするとその限りではないためご注意ください。
 (気になる際はご相談ください、一部製品は初めから多少の反りを許容しているものもあります)


・また3Dプリント品は特に細いパーツはプラスチック製品と比較して折れやすく、
 強い力がかかると割れてしまうものもあります。組立途中にうっかり壊してしまうこともあると思います。


いずれにおいても、ご心配な点やご不明点はBOOTHのメッセージやメールなどでご相談ください。補修パーツを提供させて頂きます。

 info.tomaremiyo.net@tomaremiyo.sakura.ne.jp

その際には早い原因解明のためにも状態が分かる写真を一緒に添付していただけますよう、ご協力をお願い致します。




posted by つかさ at 10:21 | Comment(0) | とまれみよ販売所

2022年05月30日

PLUM201系を組む その3

前回のその2まででPLUMのキットとしては組立終わりました。

最終回、その3はライト点灯化です。

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「LED部分を開口」

テープLEDは庄龍鉄道さんのグランライトを利用しています。電子部品屋で一般的に売られている12vテープLEDと比べると、低電圧から明るく点灯するので愛用しています。

テープLEDはつり革を避けて車体屋根裏に仕込むことになるため、LEDの部分に穴を開けました。

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「点灯!」

ここで、車体の写真の右端にあるワニ口クリップ部分まで電線を通し、車体妻面裏に銅箔テープを貼り接点にします。

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「台車接点」

床板の端にも銅箔テープで接点を作っておき、車体をはめると先の車体側接点と接触して車体まで通電されます。

この方法は車体のはめあいがきっちりしているため、結構簡単で確実に通電してくれます。


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「床板の接点と通電」

台車と床板の接点は、台車側はあおそハウス製走行化キットに合わせ、0.3mm真鍮線で適当にばね状の接点を作り、車体の銅箔テープ接点と接触するようにしました。

最後に先頭車のライト点灯化です。
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ライト点灯化基板は中野のレベルアッパーで販売してる、T-CULBさんの201系ライトキットを用いました。

これのおかげでLEDの位置決めに苦慮することなく、気軽に行燈まで含めフル点灯させることが出来ました。


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「これにて本当に完成!」

尾灯の点灯に連動して乗務員室灯が点灯するようにしました。これはライトキットに無い機能なので、追加でLEDを仕込むことになりますが、効果的で気に入っています(とはいえUトレとかの完成品はあたりまえにそうなってるんですよね)

最後に走行シーンをご覧ください。
R550のカーブからのR720のS字も難なく安定して駆け抜けます。

これで人に自慢したくなる201系が出来上がりました (^ ^)



posted by つかさ at 21:09 | Comment(0) | [HO]201系(PLUM)

2022年05月27日

PLUM201系を組む その2

前回のその1では、下の1と2まで進みました


ここまでできれば、この後の
 3.屋根周り塗装組立
 4.室内塗装組付け
 5.床下組立塗装(これは何番目でもOK)
 6.車体全パーツ組立
は進みは意外と早いです。

B屋根周り組立

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「まずはベンチレーターから」

ベンチレーターは外装と内部の羽部分とが別パーツになっています。ここで頂けないのはランナーゲート。
外装側面にブっささってるため、ランナーバリ取り必至。

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「切り出してバリ取り×24個」

アンダーゲートだったらランナーに付いたまま塗装して切り出せばいいのに、なんでこうしちゃったの〜とブツブツ文句を言いながら、チマチマと作業を進めました。ああめんどくさい。

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「続いてパンタグラフ」

なんとも珍しい(というか、鉄道模型キットにはありえない)プラスチック製組立パンタ。

これをIMONパンタにすれば当然すっきりして一段カッコイイ201系になるのは分かりきっているのですが、ここであえてこのパンタを使ってみることに。自分にはチープな車体も高級パンタを載せれば見違えるという教義があるのですが、今回は敢えて不適用です。

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「組立ました」

組立を塗装前にするか塗装後にするか悩んだ末に、組立に一部接着が必要なので組立してから塗装することにしました。

自分でパンタを組み立てるのってのは面白いですね。

プラ製パンタなので多少線は太いですが、塗装して屋根に乗っければ悪くないです。

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「屋上機器各種塗装」

 ・屋根:GM No.35 ダークグレー
 ・ベンチレーター、パンタ、避雷器、他:GM No.9 ねずみ色1号
 ・クーラー:クレオス No.8 銀

この辺りの塗料のチョイスはさほどこだわり無く、GM板キット組立のド定番チョイスにしてみました。
(と偉そうに書いているが、手持ち塗料で済ませただけ)

ちなみに、屋根板にパーティングラインが出ているのですが、これはちゃんとやすりで処理するのがオススメです。なお自分はやってません(笑)


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「ヲタクはすぐに組立たくなる」

塗装が終わったら屋根に各種機器を組付けます。屋根を載せるとテンションあがりますね〜

C室内塗装組付け

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「窓サッシを塗ります」
窓サッシの銀は結構量が多くて、更にはみ出すと目立つので結構手間が掛かります。

エアブラシだと全面マスクしなきゃいけなくてそれも大変なので、ここは横着してマッキーの銀で色を塗りました。だけど、はみだしは避けなくてはいけないので、サッシの上下はマスキングしました。

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「ライトリム」
ライトリムも銀を塗ります。ここは目立つのでガンダムマーカーのメッキシルバーを使ってみました。

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「運転台」
運転台は乗務員室の淡緑よりも濃い緑がしていされています。ここはたまたま寄ったボークスで気になったファレホを使ってみました。

水性塗料で使いやすく発色が良いので、今後のワンポイント色差しはこれを愛用しても良さそうです。

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「窓ガラスはめ込み」
窓ガラスに広告デカールを貼ったら(と簡単に書いてますが、量が多くて大変!しかも少し大きめなので、アフターパーツのインレタを使っても良さそうです)窓を車体に取付けます。

ここで注意点、窓ガラスのランナーバリ取りはきれいに取らないと、窓ガラスに隙間が出来て屋根がハマらなくなります。

また、妻板の窓塞ぎ板も側面窓ガラスを取り付けた後に取付けるので、塗装時に固定しないようにしましょう(私はやらかしました)

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「つり革取付」
窓ガラスをはめたら室内屋根につり革を取り付けます。つり革は手抜きの銀一色です。

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「手すり組立」

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「座席と手すり」
座席は未塗装で肘掛部分に銀をペンで塗っただけです。まぁ覗き込まなきゃ見えないもんね

D床下組立塗装

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「あおそハウス製走行化パーツ」

走行化パーツは現在休止中のあおそハウス製を使っているので、あまり参考になりません。

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「走行化パーツ組付け終わり」

この後黒塗装です。

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「TR231」
このキットの大きな特徴でもある台車のディティールを損なうことなく走行化できる、このパーツはとても優秀ですね

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「ディスクブレーキもこの通り」
車輪と一緒に開店するディスクブレーキのパーツも入っているので、TR231のカッコイイ事この上なしです。

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「パワトラ」
パワトラにはDT46の台車枠を取り付けられます。パワトラを付けないDT46はモータとギアボックスまで再現されます。

あおそハウスすげえな!(ステマ)

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「床板を作ります」
パワトラを付けない床板は製品のままです。ちょっと前の真鍮製品よりディティールフルでいいですね。

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「このCP!」
配管も程よく再現されてます。

E車体全パーツ組立

さあ、いよいよ201系を完成に向かって組立です。

といっても、窓ガラスと屋根が組み付いた車体へ、室内と床板を組み付けるだけ。室内は手すりを折らないように気を付けながらねじ込みます。

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「じゃじゃーん!!」

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「見て!この足回り!」

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「201系がちゃんとカッコイイです」

カッコイイ201系がちゃんと完成しました。

完成したのに似てなくて・・なんてこと、一切ありません。これ重要。

1万円ちょっとでこんなにカッコイイ201系が作れるキット、素晴らしいじゃないですか〜

PULMさんサマサマです。これからもこんなカッコいいキットがどんどん出てきてほしいですね
(209系は台車のディティールがオミットされているのがちょっと寂しいなぁ)


そんな訳でキットとしては完成です。このあとその3ではいよいよ電飾です。

posted by つかさ at 21:17 | Comment(0) | [HO]201系(PLUM)

2022年05月23日

PLUM201系を組む その1

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PLUMの201系は「HOのプラキット」ということでぜひ組んでみたいと買ったのですが、しばらく放置してしまいました。

いつもの未完積み上げなのですが、2022年ゴールデンウイーク特にどこか出かけることも無く自分は有給突っ込んで10連休、家族は平日は仕事か学校ととーちゃん一人だけヒマを持て余しそうなので、10連休もあればほぼ完成するだろーってことで突然作り始めたのでした。
(結果は出かけたりしてあんまり作業できず、でも5月中には完成できました)

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「箱をあけました」

箱もでかいですが、ボリューム満点のランナーがガサガサ入っています。

さて組むか〜と思って開けたものの、説明書をよく読むと組立る前に塗装が必要な構成でした。
(つまり板キット感覚で言う「組立」はほぼ不要でいきなり塗装工程に入れる)

そんなわけで、組立方針は
 ・ほぼ素組でキットを活かし、手すりの真鍮線化は前面のみ
 ・ライト点灯化、室内灯点灯化

として、そこから作業手順を考えると
 1.車内塗装(室内灯点灯化すると車内がオレンジじゃ萎えるから)
 2.車外塗装(窓開口部を室内よりマスキングするため)
 3.屋根周り塗装組立
 4.室内塗装組付け
 5.床下組立塗装(これは何番目でもOK)
 6.車体全パーツ組立
といった流れです。

脳内会議が長くなりましたが、やっと作業開始します。

@車内塗装

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「そのまま室内灯を入れると透けます」

これだと室内灯を点灯させたらカッコ悪いので、内側から遮光を兼ねて銀色を塗ります。

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「銀を塗って」

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「透けなくなりました」

遮光なら黒でもいいのですが、ここで銀にしたのがミソで

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「室内ドア部分をマスキング」

室内のドアの大きさに合わせたマスキングシートを切り出してドアの位置に貼ることで、ステンレスのドアを表現しました。

ちなみに切り抜いたマスキングシートの大きさはそれっぽく、精密に位置合わせするが結構難しいため、マスキングシートを貼る位置もドアに合わせてだいたいで貼っています。(どうせ覗き込んだ時にドア部分が銀になっていればいい程度なので大外れしなければOKなのです(笑))

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「続いて乗務員室」

乗務員室扉も含めてドアの銀をマスキングしたら乗務員室の淡緑を塗ります。

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「淡緑部分をマスキング」

尾灯上の手すりだけは0.3mm真鍮線に交換しておきました。

ここで運行表示器部分に黒を塗るのが手順的にはオススメです、自分は塗り忘れていました。
またライトボックス部分は光源が近いので運行表示器と行先幕の側面が透けやすく、念入りに遮光の銀を吹いておいた方が良いです。

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「この写真は朱色1号を塗った後から黒を塗ったので、マスキング範囲が大きくなっちゃいました」

室内塗装の最後に車内デコラ板のクリームを塗りました。
(塗った写真を撮り忘れ(笑))

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「室内全塗装後のマスキング」

室内塗装が終わったら、開口部すべてに車内からマスキングを行い車体色(オレンジ)塗装に備えます。

A車外塗装

車体色の朱色1号はガイアカラーの朱色1号を用いました。4両編成には十分な量が入っています。
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「朱色1号塗装&内側マスキングはがし後」

ガイアの朱色1号は発色が良いのでサッと塗り終わりました。
車体色がそこそこ良いオレンジなので塗装無しでもいけるかな〜なんて思ってましたが、塗ってみるとやっぱり質感が全然違いますね。塗った方が断然カッコイイです。

ちなみに、妻窓のふさぎ板は側面ガラスパーツを入れる際に邪魔となるので、このタイミングでは接着してはいけません。(接着して難儀しました(汗))

車体を塗装したら、靴ズリに銀を塗装します。

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「靴ズリにマスキング」

銀のマーカーでサッと済ませたいところをグッと我慢してチマチマとマスキングしました。

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「靴ズリの銀、塗り終わり」
ブログだと写真2枚であっという間ですが、恐るべきめんどくささです。がんばって乗り越えましょう(泣

このあたりから細かい作業が続いて、ずいぶん手間かかったのに大して変化ないなぁと、手にかけた時間と完成度が比例しなくなってきます。

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「デカール貼り」
細かい表記入れが続きます。

車番は付属のデカールではなく世田谷総合車両センターさんの「668 201系電車メタリック車番(HO)中央線」を使いました。

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「戸当たりゴム」

戸当たりゴムはツイッターで教えてもらった 模型工房あとりえピクタさんの「PG-02ドアー付き当てゴム(ライトグレー)」を使いました。

細く切り出し済みの極薄シールを貼り付けるだけなのでかなり楽ちんです。

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「行燈裏側を開口」

車体塗装前に開けておけば良かったですね、ヒヤヒヤしながら塗装後に開口しました。
細かくドリルで穴を開けてから、ドリル穴をつなげて角穴を開けました。

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「裏側を開けておけば点灯化の準備は完了」

これで車体関係の工作は完了です。続いて床下と屋根周り、室内を作ります。

つづく・・・

posted by つかさ at 18:00 | Comment(0) | [HO]201系(PLUM)

2022年05月22日

TMSコンペ2021準佳作 & 鉄道模型趣味 2022年6月号掲載

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「TMS 2022/6 No.965 掲載とTMSコンペ帰還」

長らくTMSコンペに提出していた東武850型が手元へ無事帰ってきました。

なかなか帰ってこないな〜と思っていたら、今月のTMSに記事掲載というスーパーサプライズ付き!!

ちなみに、昨年あたりから始まったコンペの銘板、今まで受賞したコンペには無かったので嬉しいですね〜準佳作の賞状も今まで無かったかな。


ほんと頑張って作った甲斐がありました。応援頂いた皆様、ありがとうございます!
posted by つかさ at 22:48 | Comment(0) | [HO]東武850

2022年04月27日

ED5060がRMM誌に登場!!(RM MODELS 2022年6月号 No321) 

この度、RMモデルス誌の「宮下洋一昭和模型工作室」にてED5060を大々的に取り上げて頂きました!!

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「RMM No321」

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「紙面の様子も少しだけ」


内容は私と宮下さんとの対談でED5060製作の苦労話など、さらに宮下さんの製作レポも載っているので、これから作る方は是非参考にしてください。

それと宮下さん撮影の実車の写真もふんだんに掲載されていますので、完成後の編成例などにもとても参考になります。


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「取材時のワンカット」

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「スマホでスナップ」

取材当日は車両をもってスタジオへお邪魔したので、宣伝用に別カットをスマホでスナップさせてもらいました。

当たり前ながら、紙面に載ったプロ撮影の写真の綺麗さはため息が出ちゃうとともに、粗が見えてしまっていないか紙面の写真を見るのはドキドキです(汗

どんな内容かはぜひ、紙面をご覧ください〜





posted by つかさ at 18:20 | Comment(0) | 模型誌掲載