2022年02月04日

HO 葛生・西大家のトキ1 車体キット



東武のトキ1(鋼製)を作るための車体キットです。

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キットに封入している内容は1両分で

 ・側面     *1
 ・床板     *1
 ・あおり戸受け *1

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インレタは別売りです。
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「インレタはこんな感じ」
ノーミスならば5両分貼れます。

別途購入品は以下の通りです。

・IMONカプラー205
・M2x5mmねじ(カプラー取付用)
・台車 TOMIX TR41(HO-T16 or HO-T17)

積荷の山型アンコを作りました。積車を再現する際にバラストを使用する量を減らせます。合わせてご利用ください。
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<ご注意>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この製品は水洗い光造形レジン成形品(2次硬化済み)です。 
壊れやすいため、取扱いに注意し、直射日光は避けて保管してください。
洗浄は通常不要ですが、洗浄は流水で行い1日以上日陰干しをしてください。
接着はゴム系接着材などをご利用ください。

(個人の趣味で作成しているもので、商品説明文中にある企業様とは何の関係もありません)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

製品への問い合わせはこちらのアドレスへメールでお願いします。

info.tomaremiyo.net@tomaremiyo.sakura.ne.jp


<作り方>

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車体側面と床板をゴム系接着剤固定します。車体の強度を得るためになるべく接続面全体へ接着剤を行き渡らせるようにしてガッチリと固定してください。

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「補強切取」
側ブレーキステップに細い3本の棒の補強があるのでニッパーでカットしてください。

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「あおり戸受け切取」
あおり戸受けはニッパーで根本から切り取ります。

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「ピンセットでつまみ」

根元にゴム系接着剤を付けたら、小穴が開いている根元に差し込みます。

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「斜めに差し込む」

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「そのまま寝かせる」
寝かせると、あおり戸受けのピンが側面の穴に差さり固定出来ます。

車体が組立終わったら、黒で塗装したのちにインレタを貼り付けます。

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「あおり戸受け座を車体に差し込んで、インレタ貼りの土台にします」

インレタはメンディングテープで位置決めをして貼るとやり易いですね。

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「カプラーのねじ止めは締めすぎないように」

カプラーはねじでセルフタッピングするため、締めすぎると固定出来なくなるので注意してください。

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「台車の取付」
台車付属のねじでこちらもセルフタッピングして固定します。締めすぎないように、一番下まで締められないので途中でやめることを心がけてください。

<積荷の作り方>
積荷アンコの上面に両面テープを貼り付けます。
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「15mm幅だとちょうどいいです」

貼り付けた両面テープにバラストを押し付けて密着させ、
その上からさらにバラストを撒いて積荷の形を整えます。

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「積荷がキマったらボンド水溶液を垂らして固着」

この辺りは線路へバラストを撒く要領です。

※ご注意
ボンド水溶液が積荷アンコにかかると変形する可能性があります。必ず両面テープで覆って直接ボンド水溶液がかからないようにしてください。

バラストはモーリンの白にTOMIXのグレーを混ぜてそれっぽくしてみました。
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<完成>
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いっぱい両数を作るのが苦にならないよう、なるべく簡単に作れるようにしました。

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なので裏側はあっさりです(言い訳

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みなさんもいっぱいつなげて楽しんでください。

<実車について>
実車は本線だと葛生の奥、日鉱羽鶴から業平橋や板橋へ。東上線は高坂から延びる専用線、葛袋や高本から越生線西大家から分岐した先の日本セメントへの輸送に使われていました。

トキ25000を黒くしただけのように見えますが、よく見ると色々異なっており、わかりやすいところだと妻板の高さが全く違います。
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また、トキ1は国鉄トキ15000からの派生形式に分類出来るため、車体長さはトキ25000より短いです。

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そして、あおり戸は片側4枚ですが、トキ25000は1枚2区画で1区画にリブ4本ですが、トキ1は1枚3区画で、リブの数が3,2,2と区画により数が異なっています。

よく見ると色々と違いが判り楽しいもんですね。

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最後にKT様よりトキ1の現役時代の写真をご提供頂きました。板橋からの返空が久喜へ向かうところでしょうか、65に引かれる姿もまたイイですね〜

posted by つかさ at 21:00 | Comment(0) | とまれみよ販売所

2022年01月22日

1/80 ED5060の作り方

モデルワムから発売される、フル3Dプリンタ製のED5060重連型の作り方です。

Ver.2として車体と屋根が改良品になりました。詳しくは下記リンクをご確認ください(2023/10/09)

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車体キットはこちらから

また追加パーツ(窓ガラス、室内機器など)はこちらからどうぞ。



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<ご注意>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この製品は水洗い光造形レジン成形品(2次硬化済み)です。 
壊れやすいため、取扱いに注意し、直射日光は避けて保管してください。
洗浄は通常不要ですが、洗浄は流水で行い1日以上日陰干しをしてください。
接着はゴム系接着材などをご利用ください。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

箱の中身はこんな感じで梱包しています。

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「車体の空間にもパーツが入っています」

<プロトタイプについて>
このキットはED5060の中でも、重連総括改造されたED5061〜5065が該当します。なお、5080はランボードに足が無くパンタ台の形状が異なります。ED5081〜5083を作成する際これを再現するパーツセットを作成しましたのでご利用ください。(もっともごく僅かな差ですが・・・)
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「左:製品付属の前期形パンタ台、右:別パーツの後期型パンタ台」

また、ED5060でも重連化改造されなかったED5066〜5073は、デッキ周りのほかにも床下配管の取り回しが異なるため、別パーツを作成してとまれみよから非重連型としてリリース予定です。もうしばらくお待ちください。


<作り方>

作り方の流れは以下の通りです

 @ 積層痕処理
 A 塗装
 B 組立

<@ 積層痕処理>

製造仕組みによりところどころ縞々の模様が発生します。遠目で見れば気にならないのであれば、そのまま塗装でも構いませんが、前面などは処理をしておいたほうが良いでしょう。

やすりスティックや紙やすり片などを駆使して撫でるようにして消していきます。

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「左:処理済、右:未処理」
前面は扉の左右面、斜めになっている部分に模様が浮き出ます。


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「おでこ部分の積層痕。左:処理済、右:未処理」
ここは比較的処理しやすいです。

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「側面」
出力の都合上縦線が生じている場合サフを吹けば消えますが、なかなか消えないようでしたらパテ埋めをしてください。

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「屋根の積層痕」
ここは入り組んでいるため手間がかかりますが、焦らず少しずつ積層痕処理をしてください

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「処理後」
白くなっている部分をやすりで磨きました。やすりスティックで粗方磨いたら、斜めに切った角棒などに両面テープで紙やすりを付けて入り組んだ部分を磨くとやりやすいです。

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「屋根端面の処理」
屋根の端面にサポート痕が残っています。屋根と車体をはめてみて、嵌め合いがキツくならないように調整してください。
またライトの逃げの丸く切り欠いている部分もやすりで当たる部分を少し広げると入り易くなります。

いずれも、片側をはめてから軽く押し込むと入るように調整してください。
屋根を車体へギュッと押し込むようにはせず、上乗せて軽く押し込む程度にします。

やすりで磨き終わったら、サフを吹いて磨き残しが無いか確認します。
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「2回目のサフ吹きが終わりました」
サフを吹けば必ず磨き残しが出るものです。1回で終わるようにせず、磨き→サフ→磨き残し除去→再サフを行えば失敗が少ないと思います。

磨き終わり、サフを吹く前に車体の粉を落とすために洗浄する際は、水に浸けず流水で流しながら筆で撫でて手早く済ませてください。



<A 塗装>

磨きに問題がなければ車体色の塗装を行います。参考までに私の塗装例は以下の通りです。

 車体色:GM02 ぶどう色2号+黒
 室内、運転台:GM45 淡緑1号
 手すり、ゼブラの黄色:クレオス C58 黄橙色
 足回り、デッキ下部:GM09 ねずみ色1号
 パンタ台:碍子に白を差し、碍子を載せる横板は銀で塗装

デッキ手すりは下記図の通り、不要部分を取り除いてベースにつけたままで塗装をするとやりやすいです。
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ニッパーで切り取りますが実際やってみると、鎖部分は特に折れやすいので注意が必要です。
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奥のサポートを除去しようとして、手前の鎖が折れてしまいました。。。

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「あまり無理して取ろうとしない方がいいです」

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「クレオス C58 黄橙色で塗りました」

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「ゼブラ塗装」
ゼブラは2mm幅のマスキングテープでマスク出来ます。

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「窓をマスキング」
室内色の淡緑を塗ったら、窓をマスキングして車体色の茶色を塗ります。このとき10mm幅のマスキングテープを用いると窓部分の凹みにちょうど入るのでマスキングしやすいです。


<B 組立>
塗装が終わったら組立に進みます。基本的に穴に差し込んで組み立てられますが、一部緩い場所などはゴム系接着剤を利用してください。

●「車体の組立概要」
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台車受け左右は、ロープ掛けが車体外側に来るように接着します。

●「パンタ台の見分け方」
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パンタ台の手すりはパンタの外側を残し内側は切り取ります。また、パンタはシリンダが車体外側を向くようにそれぞれ取り付けます。

パンタ台はねじがスルーする大きさの穴が開いており、屋根にねじをセルフタッピングしてパンタを固定します。パンタ台の穴にねじを通過させて、M1.2x6mm(もしくはもう少し長め)のねじで屋根の穴で固定してください。(パンタ台はあらかじめゴム系などで留めておくと固定しやすいです)


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「パンタヒンジの横梁は実車に合わせて切取ると実感的です」

●「手すりの差し込み」
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窓の脇だけ、形が歪な手すりを差し込みます。幅広と幅狭はよく見ないとわからない微妙な違いです。
足の長さが違いますので取付面の傾斜に沿って取付穴に差し込んでください。

屋根の手すりも台座につけたまま塗装した後、ピンセットで根本からつまんで折り取ります
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取り出したフックをそれぞれの四隅へ外側を向くように写真を参考にして差し込んでください。
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「屋根の手すり取付」


●「デッキの組立方」
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カプラーをデッキに差し込んでねじ止めします。
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「M2X6mmのねじでIMONカプラー205をねじ止め」


●「デッキの見分け方」 
浅草方のデッキにジャンパ線付き解放てこを取り付けます。
また非重連は向きは無く、浅草方館林方ともに同じデッキになります。

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デッキには薄く「館」と「浅」の文字が書かれていますが、ジャンパ栓受の位置やエアホース差し込み穴の位置で見分けられます。(※デッキのに刻印した文字が間違えていました。刻印は無視してください。ジャンパ栓受けが向かって左が浅草方、向かって右が館林方です)向きを間違えなければ造形に問題は無いので注意して組み立ててください。(2022/01/23

●「足回りの組立方」 
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非重連の配管は重連の「044.箱アリ」と「047.箱小」が同じ向きになります。

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非重連の配管「047.箱小」は上の写真の通り、箱小についている配管を切り出して、タンクの左と中に差し込みます。

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「非重連配管完成」

パワトラへ台車枠の取付は、パワトラ付属の金具とネジを用いて取り付けます。

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「ウエイトの差し込み」

フレームへパワトラ付属のウエイトを3枚×2個分の6枚を写真のように差し込んみます。差し込んだら取り外すと爪やフレーム本体が折れる可能性があるので、ウエイトの取り外しは避けてください。


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「台車枠の取付」

金具は短い方を用います。ねじは強く締めると穴が割れたり、セルフタッピングしたネジ山を舐めるため、強く締めずねじが奥まで入ったら締めるのをやめてください。

パワトラの端子は外側に少し曲げて、端子と反対側にオイルダンパが来るように台車枠を取り付けます。

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「台車完成」
台車端梁はゴム系接着剤で取り付けて、いずれのねじも軽く締めるだけにして台車枠にガタツキがあるようにしてください。

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「動力完成」
フレームにパワトラをねじ止めしたら完成です。

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「床下配管取付」

フレームに床下配管枠をパチンとはめ込みます。

上から車体を被せると、フレームの両脇のつめが車体仕切裏にある四角いでっぱりにはまります。
車体の向きと、デッキの向き、屋根の向きは下の絵を参考にしてください。

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「それにしてもショボい絵だ」

非重連の場合の配管箱付きは箱小が対応します。

車体は窓セルとナンバー表記類を入れて、前照灯と尾灯のレンズは、それぞれ1mmと0.5mm径の光ファイバをあぶってレンズ状にしたものを差し込んでください。

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「窓セルを切り出す際の目安サイズです」

すべて組付けたら完成です。

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「運転台と室内機器」

運転台に色差しをするといい感じで屋根を閉じたくなくなります(笑)

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<実車例>

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「2003/9/20 さよなら貨物イベント」
ED5060の浅草方デッキの参考に。

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「2002年のはず、北館林から発車したED5063+ED508?タキ返空」
このときはまだカバー付き避雷器ですが、この後撮影したED5063は円筒型避雷器に交換されていました。

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「2003年、さよなら貨物イベントに使われるタキ6両をけん引」

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「たぶん2002年 久喜駅 ED5081 @」
インレタの貼り付け位置の参考に。

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「たぶん2002年 久喜駅 ED5081 A」

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「たぶん2002年 久喜駅 ED5063 @」

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「たぶん2002年 久喜駅 ED5063 A」

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「2002/2/14 渡瀬 ED5082」

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「2002/2/14 渡瀬 ED5083 @」
ED5083だけは最後までカバー付き避雷器でした。

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「2002/2/14 渡瀬 ED5083 A」
posted by つかさ at 11:09 | Comment(3) | とまれみよ販売所

2021年12月22日

HO ホキ5700 東藤原のデカハッチ 2両分


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TOMIX製 HO-739 ホキ5700形キットAにこのパーツを取り付けて、小野田セメント藤原工場向けに積込み口が拡大された(通称デカハッチ)ホキ5700を再現することができます。

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セットに封入している内容は2両分で

 ・デカハッチ   *2
 ・ステップ2種類 *2+予備
 ・空気管     *2

<ご注意>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この製品は水洗い光造形レジン成形品(2次硬化済み)です。 
壊れやすいため、取扱いに注意し、直射日光は避けて保管してください。
洗浄は通常不要ですが、洗浄は流水で行い1日以上日陰干しをしてください。
接着はゴム系接着材などをご利用ください。

(個人の趣味で作成しているもので、商品説明文中にある企業様とは何の関係もありません)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

製品への問い合わせはこちらのアドレスへメールでお願いします。

info.tomaremiyo.net@tomaremiyo.sakura.ne.jp


<使い方>
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「ステップの補強棒除去」
写真「切取後」を参考にしてステップの足部分などにある補強丸棒モールドをニッパーで切り取ってください。

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「ハッチ取付」
ハッチはホキ5700の屋根中央2か所の穴開け位置に合わせて、位置決め用ボスが2本あります。
これを屋根に開けた穴に合わせて取り付けてください。

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「ステップ取付」
ステップはゴム系接着剤などで貼り付けてください。位置決めは足が生えていない側のステップ端を屋根の傾斜の始まり部分に合わせます。

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「空気管」
車番右横にある空気管は、パーツの曲がっている部分を切り取って直線部分のみを使います。
位置は写真を参考にホッパ下に穴を開けるなどして取り付けてください。

<実車例>
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「貨物鉄道博物館所有 ホキ25767」
東藤原駅に実車が保存されています。

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「ハッチ周り1」

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「ハッチ周り2」

貴重な写真を南野様よりご提供いただきました。ありがとうございます。

posted by つかさ at 00:16 | Comment(0) | とまれみよ販売所

2021年10月25日

とまれみよ販売所 HO タキ1900(伊吹山・糸魚川タイプ)コンバージョンキット 2両セット


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このキットはTOMIX製 HO-737 タキ1900形キットAを用いて大阪セメント所有タイプ、または明星セメント所有タイプを作るためのパーツセットです。

明星セメントは タキ112615〜タキ112627 の 13両
大阪セメントは タキ112668〜タキ11268 の 16両  が、それぞれ該当します。


セットに封入している内容は2両分で下写真の通り

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部品表大阪明星.jpg

となります。

大阪セメントの社紋社名は私は自作シールで再現(このあたりを参考に各自工夫でお願いします。)、明星セメントはキット付属のインレタを利用しました。

※このタイプは台車にTR225をはいているので、別売りのTR225をご利用ください。

<ご注意>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この製品は水洗い光造形レジン成形品(2次硬化済み)です。 
壊れやすいため、取扱いに注意し、直射日光は避けて保管してください。
洗浄は通常不要ですが、洗浄は流水で行い1日以上日陰干しをしてください。
接着はゴム系接着材などをご利用ください。

(個人の趣味で作成しているもので、商品説明文中にある企業様とは何の関係もありません)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

製品への問い合わせはこちらのアドレスへメールでお願いします。

info.tomaremiyo.net@tomaremiyo.sakura.ne.jp


<タキ1900 伊吹山・糸魚川タイプ 組立て方>

〇台枠組立
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「パーツ構成」

台枠に乗っている票差しや表示板部分を除去したら、上の写真のパーツを取り付けます。


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「側面タンク座」
側面タンク座は元のタンク座に接着します。
元のタンク座のリブにパーツのスリット部が当たり位置決めが出来ます。(赤丸部分)

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「手すり取付」

デッキ目隠し板は手すりパーツの赤丸部分が干渉するので、手すりの赤丸部分を少し短めに切り出してください。

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「タンク座と手すり取付」

ブレーキハンドルの反対端面には門型手すりパーツを接着します。デッキ目隠しパーツはデッキとツライチになるようにはめてください。また、上の写真では側面の山型手すりが付いていますが、これは不要で、こちら側のデッキ梯子も不要です。

〇タンク体組立

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「タンク体下部のリブ削り取り」
まずは赤丸で囲った部分のリブを削り取ります。また明星セメントにする場合は、エアスライド空気口を取り付けるため、説明書に従いタンク下部中央に取付穴を開けておきます。

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「タンク上部組付け」
まず、タンク体上部端面の片側に残っているサポート痕を紙やすりで平らに削っておきます。

その後、タンク体上部は事前にサフを厚めに吹いて積層痕を目立たなくしたものを、ゴム系接着剤でタンク下部と接着します。
このとき、タンク下部の爪は左右で間隔が異なり、これによりタンク上部の前後向きが決まります。
タンク上部の片側を下部に掛けたら、タンク上部を押して狭めてやりながら下部にはめてください。


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「タンク体上部をマステで固定中」

また、タンク鏡板にある手すり取付穴は埋めておきます。

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「赤い部分は切り離してください」
梯子を取り付ける際は、上の写真の赤い部分は補強なのでニッパーで切り落としてください。
手すり先端の左右に出っ張っている部分に少量のゴム系接着剤を付けて、タンク側手すりに接着します。


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「タンク体上部組立 上:大阪、下:明星」
鏡板をゴム系接着剤で取り付けたら、鏡板とタンク体上部の隙間をパテ埋めして処理します。

また、大阪セメントはセット付属の小型社紋社名板を、明星セメントはキット付属の社紋社名板を用います。
空気配管は大阪はパーツをそのまま付けますが、明星はエアスライド配管の台座パーツだけを空気口ハッチ脇に接着します。


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「サフで確認」
鏡板を取り付けたら再度サフを吹いて隙間が無いか確認し、ハッチをゴム系接着剤で取り付けます。
ハッチは足の形と穴の形を合わせることで向きが決まります。

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「塗装前組立完了」
これで上回り、下回りともに組立が終わったので次は黒塗装を行います。

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「塗装完了」

黒は最近お気に入りのクレオス GX02ウイノーブラックにNo189なめらかフラットベースで半艶黒を塗っています。

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「完成!」

大阪は前述のシールを、明星は付属のインレタを貼って車番等の表記を入れたら完成です。

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「狭いステップ幅もこんな感じで」

タンクのステップ位置が上寄りなので、ステップ同志の間隔が狭くなっており、その分梯子が内側に折れ曲がります。

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「明星と大阪」

明星セメントは タキ112615〜タキ112627 の 13両
大阪セメントは タキ112668〜タキ112668 の 16両  が 該当します。

<タキ1900 大阪・明星の112600番台
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「タキ112672 大阪セメント 2005.4 本巣」

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「住友大阪セメント 岐阜工場専用線 2005.4」

住友大阪セメント岐阜工場から本巣駅へ向かう列車。一番後ろに大阪セメントの112600番台がいます。

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「樽見鉄道 本巣駅 2005.4」」

本巣駅で発車を待つ樽見のDE


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「タキ112618明星セメント 武州原谷 2005.11」

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「大宮」

EF65 523を先頭に明星セメントのタキ+秩父セメントのホキです。

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「タキ112625明星セメント 宝積寺 2005.7」

宝積寺のストックポイントで屯する明星セメントのタキ1900達。

参考文献 
RailMagazine339 2011年12月 プロフェッサー吉岡の貨車研究室 第52回 吉岡心平 著
RailMagazine357 2012年08月 プロフェッサー吉岡の貨車研究室 第59回 吉岡心平 著
posted by つかさ at 18:59 | Comment(0) | とまれみよ販売所

2021年10月16日

とまれみよ販売所 HO ホキ5700手すりパーツ2両分




TOMIX製 HO-739 ホキ5700形キットAの手すりをこのパーツに交換することで、後期型を再現することが出来ます。

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セットに封入している内容は2両分で

 ・デッキ用門型手すり   *2
 ・側面山型手すり     *8+予備

<ご注意>〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
この製品は水洗い光造形レジン成形品(2次硬化済み)です。 
壊れやすいため、取扱いに注意し、直射日光は避けて保管してください。
洗浄は通常不要ですが、洗浄は流水で行い1日以上日陰干しをしてください。
接着はゴム系接着材などをご利用ください。

(個人の趣味で作成しているもので、商品説明文中にある企業様とは何の関係もありません)
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

製品への問い合わせはこちらのアドレスへメールでお願いします。

info.tomaremiyo.net@tomaremiyo.sakura.ne.jp


<使い方>

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「ニッパーで切り出します」

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台座から手すりを切り出す際にはニッパーなどで根本を切り出してください。


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山型手すりは側面の四角い手すりの交換に使います。
妻面の門型手すりを用いると再末期の65700番台を再現できます。

<実車例>
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「ホキ65730 妻面が門型手すりのタイプです」

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「ホキ65719 手すりが良くわかります」

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「ホキ55744 妻の手すりが門型ではないタイプです」


<追記 後期型っていったい何よ?>


ざっくりと、「後期型を再現することが出来ます」なんて説明してましたが、実のところ本人も何番から山型手すりになったかよく分かっていませんでした。(そもそも角型の手すりの車両ってあんまり見かけないようなって印象だし)

そこで、ネットの写真と吉岡心平先生著書から割り出してみると、下記の表のようだぞというのがおぼろげに見えてきたのでした。
スクリーンショット 2021-10-30 180244.jpg

ホキ5700秩父セメント車の大きな特徴は初期から3連ハッチだったものが、途中から大小ハッチに変わり、でも後期に3連ハッチに戻したという事実があり、これはRMライブラリ141に記載されているところによります。

ここに記載されているロット表とネットで実見できる写真を照らし合わせると、大小ハッチの途中から側面手すりが山型に変わり、65700番台からはデッキ手すりが門型になったことが割り出せました。

ホキ57700という比較的後期の番号でも角型手すりだったことが、こちらのリンク先から発見できたため、おそらくロット27の高麗川向けを6両つくったところから変わったのではないかなぁ・・・と思われます。

ロット26の10両は手すりが角か山か気になるところですが、写真を見つけられませんでした。(追記⇒twitterでこのロットの写真を見せてもらい、分類表に反映させました。ありがとうございます!)


とここまで細かく書いたのですが、要するに大小ハッチでも3連ハッチでもこの手すりパーツ使って楽しんでいいんですよ。と言いたいだけなのです(笑)


posted by つかさ at 14:42 | Comment(0) | とまれみよ販売所